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部屋に射し込む一条の光に、これまでにない強さをふと 感じた。 暖冬と言われ、梅がぽっぽっと咲き始め 道行く人が温かいので、コートを上着に持って歩いていても 暖冬と言えども、まだまだ冬だぁと思ってた。 けれども、その一条の光線の中に冬の 弱々しい光の中にはない、確かな強さと明るさを感じた時 確かに春へ変わるスイッチが1つ入ったと直感した。 庭の福寿草の黄色い花がこんもり咲き 駅前のお店の前には、菜の花が大壷に生けられている。 今年の春は、いつのまにかではなく あちこち華々しく到来中のようですね。 心なしか桜の木々の枝がほんのりピンク色。 君達の出番は後1ヶ月半は先だよ!
2007.02.05
日本画と洋画のはざまに @京都国立近代美術館近代の日本画は、当たり前のように「洋画」と「日本画」と分けられています。この近代日本美術に洋画と日本画が並存する状況は、明治元年、文明開化と同時に産声をあげました。今回の展覧会は、明治から大正、昭和初期にかけての日本画家、洋画家達が表現の「はざま」を揺れ動きながら制作したのではないかと、いう事がテーマです。まず、日本画の注目株は狩野芳崖の「悲母観音」淡い金色の雲の間から現れ、手を差し出すほっそりとした、慈愛に満ちた観音。その観音様が装っている羽衣、お召し物が淡いグレーがかったピンク色と濃い深緑色。従来の日本画ではまず使われなかった色彩です。どこかアールヌーボー的でした。そして高橋由一。「テングダイ」や「タイ」は本当に迫力があり、堂々とした西洋画です。私が思わず息を呑んだのは、須田国太郎の「老松」でした。墨一色で描かれた堂々たる松の老木が縦横無尽に枝を広げている屏風は圧巻でした。これを書いた画家のほとぼしる情熱と長い時を経た古木から発せられる、霊的な神秘の力が画からぐわーんと伝わってきました。小杉放菴の「天のうずめの命」題材となったのは、天照大御神が天岩戸に隠れられた時、踊りをおどってその場を大いに盛り上げた「天のうずめ」金色の背景に描かれた天のうずめは日本画の題材そのものなのに、身に纏った衣装の朱色のからっとした西洋のオレンジを思わせる色がとても美しかった。速水御舟の「茶碗と果実」「鍋島の皿に柘榴」西洋の静物画のような構成でしたが茶碗や鍋島のお皿のしっとりとしたつややかさにみとれてしまいました。林檎や柘榴も西洋画と比べるとどこかしっとりした感じが伝わってきます。他にも横山大観、梅原龍三郎、熊谷守一黒田清輝、藤田嗣治などキラ星の如く近代日本画の大家達の作品が並んでいます。文明開化という大きな大きな時代の流れに遭遇した画家達が、それに呑み込まれる事無くいかに自分の絵に、取り入れたのか、どう表現したのか。方法は各々全く異なりますが、どの絵も精一杯身体を張って表現した、画家達の素晴らしい情熱の結晶です。------------------------------------------------------ちなみに来ている客層は、おじさま方が意外に多く子供や、ご婦人という従来層をあまり見かけませんでした。ちょっとこれまでとは違います。常設展では、私の大好きなオテロイ・ルドンの絵が飾られていました。「若き日の仏陀」去年行ったパリのオルセー美術館にはルドンのコレクションルームがあります。他の部屋に比べて一段と照明を落とした部屋で食い入るように眺めたっけ。神秘的だけれど、色使いが美しく、力強い絵を描く人です。京都国立近代美術館には、何点かルドンの作品があるようで、毎回楽しみにしています。-----------------------------------------------------国立近代美術館を出て疎水沿いに少し歩くと真っ赤な壁のお洒落なカフェが最近出来ました。覗いた時には男の人がシャンパンと何かのテリーヌでブランチを取ってました。うーむ、”さま”になっている。ピクニックランチボックスもあるそうなので今度一度試してみようっと。この日のお昼は、京阪丸太町駅近くのラズベリーピンクの壁の「レストラン ラニオン」コース料理のみでしたが、お値段も御手頃でとても美味しかったです。パリのビストロのようなカジュアルな雰囲気ながらテーブルにはきっちり麻のクロスとピカピカに磨かれたカトラリーが。-----------------------------------------今日のお土産鰊の昆布巻き 7本! @錦ビックアップルパイ 2つ @松の助(東京のお店らしいです)
2007.02.04
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