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2012/01/25
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カテゴリ: 会長日記
この広い地球上で写真フィルムが作れるのは、米イーストマン・コダック、ドイツのアグフア・ゲバルト、日本の富士フィルムと小西六写真工業の4社だけだった。

その4社で、全世界に供給するのだから、当然、激しいシエア争いが行われた。
更に、フィルムは食品と同じように生ものであり、有効期限があり、保管するにも温度管理が必要であった。

結局、実質的に全世界を制したのはコダックであり、寡占化する中でかろうじて残ったのは、もう1社、日本の富士フィルムだった。

富士フィルムは、業態変更して、現在も立派に事業を継続しておられるが、写真フィルムの名門・世界最大のコダックは、とうとう民事再生法の申請をすることになった。

20日のこの新聞報道を見て、つくづく感じたのは、時代の移り変わり、事業の変化、トップの責任といったことです。

こんな大企業が、なぜ破産することになったのか? その原因は何か?

長く写真業界で仕事をしているので、コダックには特別の感情があるが、衰退の原因は、いわずと知れたデジカメの普及で、銀塩フィルムの市場が消失したことだ。

しかし、このことは、フィルムを基盤とした富士フィルムやコニカにしても同じである。


その放出した液晶用の光学フィルムが、現在の富士フィルムやコニカミノルタの得意分野で、利益率も抜群とのこと。

「選択と集中」 の実行者は、モトローラ出身のジョウージ・フィッシャー会長で、彼は、更にコダックの科学部門のイーストマン・ケミカルをスピンオフしている。

コダックは、プリンター事業を核とする「デジタル・カンパニー」として復活を目指すと言われるが、不思議なことに、そのデジタル画像関連の特許は、ほぼ、コダックが所有しているとも言われる。

そのことを知ったのは、企業再生の軍資金として、所有する特許1,100件を売却する方針を発表したが、これがまた不思議なことに、買い手が見つからないという記事を見たからです。

この辺の事情は、素人には理解し難いが、映像業界のトップに君臨し、次世代の画像関連の技術も持ちながら、事業化することが遅れたということだろうか。

もし、それなら、名門コダックが復活するのもそう遠くないと思われる。
再び、世界に冠たるコダックが、蘇ることを願っております。

合掌





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最終更新日  2013/01/23 04:20:23 PM
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