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2012/09/05
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カテゴリ: 会長日記
人類最大の発見といわれるお金(通貨)は、まことに不思議な魔物である。

日本は間接金融の社会であり、それが先進国に見習い、日本もいずれ直接金融の社会になる。
その時に、証券会社がとても重要な働きをすると言われ、私は、証券会社に勤め色々と勉強することになった。戦後復興のど真ん中、昭和30年代のことである。

まず、お金がどんな根拠で発行され、どのようにして社会・国民に流れていくのか、マネーサプライというのか、大きなお金の流れを勉強し、びっくりすることばかりだった。

営業に出た頃は、「預金源の探求」ということで、日本銀行で発行された通貨が、どのようにして社会や一般家庭に流れ、どこに証券投資をする原資があるのか、興味本位で勉強した。

何で! 何で! と追求していくうちに、とても信じられない動きをするものであることに気がつき、興味が尽きることはなかった。今もそうである。

そこには、政治が絡み、また国策が絡み、企業・産業が保護・育成され、今日の日本がある。

そもそもお金の流れで一番厄介なのは、景気を良くするためとか、例えば東北の震災地に助成金が出ることになった場合、そのお金の流れは実に不可解な動きをします。

日本は、財源が不足していますので、国債を発行して賄っています。そのお金が、日銀から、一旦、東北の地方銀行に出ます。それが銀行の預金となり、必ずしも本来の目的のところに行かず、運用するために国債を買ったりされるのです。


下手に、この循環を壊すと、国の財政が破綻してしまうのです。

そのことを証明するのに、ギリシャの問題が分かり易いです。
ギリシャの財政は、対 GDP 比負債率で見ると、日本よりもはるかに健全です。
しかしギリシャの銀行は、この循環に従って、ギリシャの国債を買わず、リスクを回避して他国の国債を買ってしまったのです。

その結果、循環が壊れて国自体が壊れかけました。
この妙な循環は、一定の向きが定まらないメビウスの輪というのか、結論のでない不思議な循環で、いずれにしても慎重に治す必要があるようです。

こんな話をしだすと終わりがありません。
景気や、株の動き、為替の問題も、マネーサプライの動きではないかと思っているのですが、いずれも不可解な動きをするので、興味が尽きません。

合掌





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最終更新日  2013/01/24 10:50:46 AM
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