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2018/09/28
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カテゴリ: 会長日記
今日は、岐阜県の施設から、精神障がい者の就労支援の講演を依頼されました。そして、長期就労が実現している、アクテックの合理的配慮の実際を見学してもらいました。

実は、アクテックでは、28年間の就労支援で学んだことは、精神障がい者だからといって、特別な配慮は何もしていないのです。障害のない人と同じ環境で同じ仕事をしてもらっているのです。

1990年から、あることをきっかけに、精神障がい者の就労支援を始め1994年迄の3年間は、専門家の指示に従い、言われるままの仕事をしてもらいました。

しかし、3ヶ月、半年、1年と持たないで退職していくのです。その内に2年で売上が半減する事態になり、するすべなく、アメーバ経営の導入をします。
一人ひとりが経営者、小集団部門別採算制度。

出来高を、日々、徹底的に数値管理していきます。要するに、PDCAサイクルです。障害を持った彼等には、絶対にしてはならないことばかりです。ここで決断しました。

当時、精神障害であることは、クローズドだった現実を、オープンにしてもらい、そのかわり、例え体調不良になり、半年、一年入院してもまた復職できるようにしました。

そして、賃金は、業績への貢献度で賃金が決まり、仕事の内容は、障害があるなしは、全く関係なく、仕事の質・量を競い、それを見える化するように心掛けました。

しだいに、それぞれが、自分の役割と責任を意識するようになり、みんなが自発的に仕事が出来るようになりました。結果的にそれが長期就労の原因と考えています。


このことが、自然に聞き、答える環境が、就労支援には必要だと思います。

障がい者の就労支援と言えば、「職場の配慮不足」や「同僚の理解不足」が、常に言われます。「何に困っているのか」「何に配慮すればいいのか」フランクにお互いが話し合えればいいのです。

勿論、当事者が統合失調症と言われる限り、周りの人間は、配慮する必要があります。しかし、特別な意識をしなくても、お互いが自然に話し合える、コミュニケーションがとれる環境が必要です。

世の中、他人が自分のことを100%理解してくれるわけがありません。「察して欲しい」「気づいて欲しい」「そんなこと常識でしょう!」というのは、単なるその人のわがままです。

「言わず」「知らせず」の状態で、「配慮が足りない」「理解されない」というのではなく、仕事では、社会人同士、協力体制が取れるよう、お互いが自発的に行動を起こさなくてはいけません。

障害のあるなしに関係なく、仕事は一人ではできません。コミュニケーションが必要ならば、相手を待ってもうまくいきませんので、「まず、自分から発信する」ことが重要です。

これが、即ち、「自発性」ではないでしょうか?

合掌









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最終更新日  2018/10/01 09:04:07 AM
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