コウダエミの ~ あなたに1分の笑顔を♪ ~

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2008.08.16
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カテゴリ: カテゴリ未分類



犬をトレーニングするシステムの話を

していました。



犯罪を犯して少年院(のようなところ)に入っている

少年たちに、捨てられて保健所のようなところに収容

されている犬をひとりに一匹与え、責任を持って

育て躾けさせる。躾けが完了したら、一般の希望者の

ところにもらわれていく、というシステムです。

場所は、アメリカのどこかだったと思います。





心の持ちようが変わっていく、という感動ストーリーを

紹介していたのですが、わたしが驚いたのは、少年の

変化より、そのシステムを作った女性の指導方法でした。



その少年は、ちょっとしたことですぐに暴力をふるうため、

少年院でも彼をもてあましていました。

女性は「愛情に飢えて育ってきたことが関係している」と考え、

犬に愛情を注ぐことで彼に変化が起きる可能性がある、と

考えます。



そこで彼女は少年に、「犬の世話をしてみない?」と

誘いますが、「そんなことやってられるか!」と彼は全く興味を

示しません。



選択権を完全に彼にゆだねるのです!



学校だって「これをしなさい」といわれることが多い中、

少年院という特殊な環境の中で、しかもそれが相手の

更生に繋がると思っていても、相手が「やってみたい」と

言い出すのをあくまで待つなんて、ビックリ!でした。



「ドッグトレーナーをやりなさい。」じゃないんですもん。



そして、本当にしばらくたって、彼は自分からやってみる

ことにするのですが、さらに彼女は保健所にいる犬を

ビデオに撮って彼に見せ、どの犬にするかも決めさせます。




『自分でやると決め、自分でどの犬を世話するか決める。』




自分で決めたことでも、相手は放り出そうとすることもあります。

でも、「自分でやると言ったのよ」と言ったときの、説得力が

違いますよね~。



彼は、その犬との出会いから大きな変化を遂げていくのですが、

そこには、ただそのドッグトレーナーというシステムがあるから

成功しているのではなくて、本人たちに「自分で選んだからこその

責任」というのを感じさせているから、うまくいっているように

思いました。



コーチングでも、「自分で選ぶ、決める」というのは、相手の

モチベーションの維持にとても効果があると言っています。



もしかしたら、彼は「ドッグトレーナーをやってみたい」と

言ってこなかったかもしれないのです。

それでも彼女は、彼が自分から興味を示すのを待っていた。

それって「待つ勇気」だな~、と感じます。




『相手がその気になるのを待つ。』



そんな経験をされたことはあるでしょうか?

それって、本人のモチベーションも上がりますが、

応援するこちらのモチベーションも上がるように

わたしは感じています♪










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最終更新日  2008.08.16 18:28:05
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