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今日は学校に行って、金曜日に行われた学年末テストの答案を受け取ってきました。
今週は「春の祭典」ならぬ「春の採点」ウィークです。
昨日は日本基督教団中部教区愛知西地区東海地震対策準備委員会の会議を行いました。
2月13日に予定していたものですが、義母が亡くなったため変更していただいて、ようやく昨日開くことがで来ました。この委員会は元々4名の牧師で構成されていたのですが、そのうちのお一人は、教会の牧師兼学院長兼校長になってしまって、今年度はずっと出席できなかったのです。ところが昨日は出席できるとのこと、日程が変わって良かったのかもしれません。
今年度はメンバーを一人増員しました。永年高校の地学を教えておられた地質の専門家が加わって下さいました。
この方が、地区内35の教会・伝道所を全部実際にその場所に行ってみて、危険性の有無を調べて下さいました。
従来は地震による建物の倒壊のみを考えていましたが、東日本大震災では巨大津波の危険に注目が集まりました。しかし愛知西地区では津波がなくても、伊勢湾台風をきっかけに作られた防潮堤が老朽化し、地震で破堤する恐れが指摘されています。名古屋を南北に流れる堀川より西は地球の運動として地盤が沈下し続けていて、海面以下のいわゆるゼロメートル地帯の面積は日本でいちばん広いのです。名古屋付近では満潮時には平均海面より1.8mほど高くなります。津波が来なくても単に防波堤が一個所決壊すれば、広大なエリアで2m近く水没するのです。
その他、地質図や古地図も用いて液状化の可能性や崖崩れの可能性なども勘案して、各教会ごとにどんな危険があるかの報告書ができました。
このデータは地区総会に報告することにしました。