Road to an Agriconsul

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2007年01月13日
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カテゴリ: 村のこと


 ところで新島村でも毎年1月20日前後に恒例の村内駅伝大会が開催されます。確かに箱根駅伝や実業団駅伝などという駅伝大会から見れば小さな村の小さな駅伝大会ですが、それはそれで色々とドラマがあって面白いものです。ひとえに言ったら、小学生から青年、壮年、老年?まで村内に住むかなりの人が参加する、または関わるイベントです。

 この時期になりますと、村内ではファザードランプをつけてゆっくり走る車が目に付きます。そしてその車の前には、小学生だったり、中学生だった、または消防団のグループだったりする面々が、黙々と走っているのです。このチッカン、チッカンしたランプの点滅をみると、「あ~駅伝の季節がきたんだな~」と思います。

 ところでこの駅伝大会、近年レベルが上がってきているようです。特に中学生たちの頑張りには目を見張るものがあります。中学校自体もこの大会を良い教育の機会ととらえ、力を入れていることもありますが、中学生たちの純粋な気持ちがそのまま彼らの走りに現れてきています。私も消防団のチームで12月中旬頃から練習をしていきましたが、そんな折しばしば中学生からも「誰々が区間記録より速く走ったよ」とか「去年の総合優勝タイムを○分縮めたよ」なんて声をかけられます。そしてこちらが「それじゃ大会でお互い頑張ろうな」なんて声をかけると、「ハイ!!、負けませんよ」という元気な声が返ってきては、クルッと向きをかえて走りさっていきます。そんな姿を見ているとこちらも純粋に嬉しくなります。

 また昨年から高校の先生方がチームを組んで参加してきたことも、中学生たちの闘争心に火をつけたようです。昨年はダントツの総合1位でゴールインした先生チーム、彼らの参加が新しい風を吹き込んでくれました。高校生だって負けていられません。今年は優勝争いを演じそうなチームもあるようです。また消防団でも大勢の団員が仕事が終わった後に集まって練習する姿も見られます。そうやって全体の気持ちが高まっていく、それでいいのではないかと思います。

 今の中学生の中には1500mを4分40秒ぐらいで走る生徒も数名いるようで、今後進学先にいい指導者がいれば、まだまだのびていくことでしょう。
 こちらは減らない体重を気にしながら、若いエネルギッシュで伸び盛りの子供たちを横目に、老体に鞭打つ毎日です。







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最終更新日  2007年01月14日 10時35分59秒
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