Road to an Agriconsul

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2007年08月19日
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カテゴリ: 農園



 生徒たちは村内の職場から自分の希望するところを選んで実習をすることになる(ただし受け入れ側との調整ができた場合に限る)が、2年生21名のうち6名も、つまり3~4人に1人が農園を選んでくれたことに、農園を担当するものとして、嬉しいと感じるとともに、「きちんとやらなければいけないな」という思いをあらたに強くした。

 ところで実習というのは、わたし自身の経験から考えるに、少々きついくらいのほうが記憶にも残り、実のあるものになると思っている。「あの時はあんなに辛かったよな~。」なんて後から思い出せるくらいがちょうどよい。

 さいわい農園にはこの時期とてもキッツ~イ環境が揃っている。まあ実習生には「不幸にも」という表現が適切なのかもしれないが・・・。
 これは全国的なことかもしれないけれども、とにかく今年の新島の夏は暑く、8月にはいってからというものほとんど雨が降っていない。外にいても暑くていてもたってもいられない状況なのだが、農園のハウス内は時折40度を超えるときもある。まさに天然サウナ状態、その中で現在秋苗の準備を進めているわけである。

 またこの季節の家畜の糞長処理は、まさに匂いとの戦いである。わたしなどはほぼ毎日やっていて、すっかり嗅覚が麻痺してしまっているし、家畜糞は大切な堆肥の原料だと思っているので、まったく苦にならないが、例年実習生たちは、この匂いに閉口している。
 さらに炎天下の中の草むしりや、畑の土の消毒作業など、とても根気のいるすてきなメニューが揃っているのである。まさに前菜なしでメインデッシュ4連発といった表現がふさわしい。

 しかし毎年のことであるが、農園にくる実習生たちは、弱音も吐かずに本当に一生懸命やってくれる。まあ確かに家畜の糞掃除などは最初わたしのやり方を遠巻きに見てはいるが、仕事の手順や意味を説明すれば、きちんとやってくれる。
 そんな彼らを見ていると、自分自身のいい加減な中学生時代が思い出されてきて、何だか偉そうに説明している自分が恥ずかしく感じてしまったりするのである。

 わたしは予定のメインデッシュを繰り出し続け、彼らのがんばりですべての仕事を終えることができた。実習最終日の最後の反省会で、みんなに感想をたずねたら「楽しかった」という声が返ってきた。もしかしたらわたしへのリップサービスも入っているかもしれないが、とにかく元気にやってくれたことにホッとした。それに農園としても本当に助かった。
 「皆さんどうもありがとう。」
 来年も来てほしいな。

潅水作業
<種まきの後、水をあげてくれてます>









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最終更新日  2007年08月19日 17時53分06秒
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