かつて、かいじゅうたちの本棚があった。

2026年08月19日
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大真面目に考えています。

小学生や中学生に「死んだほうがマシ」と思われてしまう世の中って、どうかと思いますよ。そんなのを、放っておいちゃいけない。社会や、子どもたちの過ごす環境について、よく考えて研究してくれている人はたしかにいるんだと思うけど、私は、私の経験してきたなかで役に立ちそうなことを、ここに書いておきますね(^_^)
 私は、私自身の子ども時代に、いじめの被害にあったことはないんです。むしろ、いろんなタイプの人たちに「アイちゃんは、大丈夫」と思われていたように感じます。
それは、もしかしたら、フツーの子どもたちが、周りに自分の味方をたくさんつくって安心して過ごすことを目標にしていたとしたら、私はそんなのは、 知ったこっちゃない 立ち場だったというのも関係しているかもしれない。だから傍目には、いつも誰かとつるまずに、ひとりでいる私は「サミシイ人」に見えたかも知れませんね?小学3年生の三学期を腎臓の病気でまるまる病院で過ごした私は、突然家族と引き離されて、寮生活を送っているようなものだった。自分で身の回りを管理して、大人(お医者さんや看護婦さん)とひとりで向き合って質問に答えて、わからないことは、逆に質問して。たくさん考えたし、ゆっくり身体を休めた。あの期間が私の土台を形作っている。そこで入院治療を受けていることを、誰か(例えば母)のせいだと恨んではいなかったし、そこで、自分に今できることは何か?とよく考えた。 とにかくよく寝て身体を休めなさい 、と言ってもらえたことは、あのころの私にとっては、心底ありがたいことだった。



徹底した減塩食と安静の効果で、入院生活の途中から、院内学級に通えるくらいになった。
実際は、転校扱いになっていたと後で聞いた。憶えているのは、「今月の歌」として、
ゴダイゴの銀河鉄道999を歌ったこと、あの曲のサビの英語部分は、3年生には難しすぎた。ずっとあとになって、このブログを訪れてくれたオーストラリアに住んでいるおかあさんが「英語ネイティブのうちの子が何を言ってるかわからない」と言っていたと教えてくれたのを憶えている。カッコいいけどね。残念。カッコいい英語と伝わる英語は違うんだな、日本語もそうだよ。
あとは、書道バッグのなかで墨汁のフタが開いていて、道具がすべて墨汁まみれになったことを憶えている。ずっと、容器のフタを閉めるのが苦手だ。その自覚はある。当時も今も。
大抵の瓶のフタは斜めになって開いているし、しっかり閉められることのほうが珍しかった。
あとは、(超昭和美女ビジュアルの)院内学級の先生が私を「アイコちゃん」と呼んだことを憶えている。それは、キモチワルイのだが、わざわざ拒否するようなことでもない。あとは、(あとはあとは、と小学生の作文みたいになってるw)病室(女子部屋)のとなりの男子部屋から、ミカンの皮かなんかが飛んできて、みんなで騒いでいたら、コワイ看護婦さんにガミガミ怒られたことがあった。だってそんなものを、 投げるほうがワルイ じゃないか!と不満に思ったけど、夜間に騒ぐ小児病棟を静かにさせるのは、看護婦さんにとっては面倒な仕事で、それはそれは、大変なんだろうなあと想像した。何ごともなく過ごしていたら体験することのないことをたくさん経験した。

だからといって、みんな小さいときに病気になりなさいよ!と言っているわけではないよ、もちろん!
病気にならなくても、自宅で平和に過ごしていても、経験を積むことはできるのだ。
逆に、自宅の環境に文句のある人もいるだろうけど、世の中には、自宅に帰ることもできず、病院で「おうちに帰りたいな」とサミシイ思いをしている子どももたくさんいるんだ。そう、 想像してごらん ?「想像してみる」ことができるのは、ヒトの貴重な能力だと思うよ。
そうして私は、元々通っていた学校に戻って、4年生になった。



病院で自分の身の回りを管理する経験を積んだことで、忘れ物やなくし物は減らすことができた。そんなのは、とんだ荒療治だけれど、子どもの持ち物管理に手を焼く保護者のみなさんは、ぜひいちど、子ども自身に考えてやってみる機会をつくることをおすすめします。「そんなこと言ったって、できないんだってば!」という声は聞こえるようにわかるけれど、できるように話し合って、一緒に手順を考えよう。育ったら、その「手順を考える」ことを本人がすることを習慣付けよう。それができれば、大きくなって社会に出ても困りません。あとは、人柄よね?親がいなくても
「一緒に考えてくれる」仲間を作れるかどうか、だ。

自分のことが自分でできるようになって

私は、自分自身が、身の回りの管理が大の苦手なのにも関わらず、相談にはすぐのってしまう子どもだった。いつもくちばっかりだw すまん。
それは、私の「わかる」能力によるものだ。怒り散らす母の様子を見ながら「この人は何でこんなに怒っているのかな」と考える。およそ不遜な子どもだけど、経験を積むには役に立つ環境だった。穏やかな家族に囲まれているなら、あなたはますます、優しくいることができて、世の中のためになるだろう。幸せなことよ?苦しい思いをしているなら、それも、あなたの財産だ。頑張ってくれてありがとう。

そして学校という場所では、私は 誰に対しても敵意というものを表さなかった 。だって、 正直、どうでもいいもの 。私は、「もう学校に戻っていいですよ」と許可をもらって、大好きな本を、好きなだけ読んで、ハンバーガーを食べて、クリームソーダを飲んで、機嫌よく過ごしていたのだから、誰かに悪意や敵意を抱く必要なんて、これっぽっちもなかった。みんなお見舞いのお手紙ありがとう、だし。千羽鶴ありがとうだ。入院生活から復帰した私は、心配されたし、体育の授業ではいつも、私の望むラクそうな持ち場をまかされて
機嫌よく過ごしていた。(人によっては、あわれむ人や馬鹿にする人もいたかもしれないよね?そんなの知らんが〜!w)給食のデザートはいつも、ジャンケンで欲しがる男子にあげてしまっていた。自分に悪意を示さない人に、わざわざ攻撃してくる人はほとんどいない。大抵の場合、「 反撃 」だからだ。したことに自覚がなくても「嫌われた」とか「馬鹿にされた」とか、勝手にそう感じて攻撃してくる人はいる。だから、まずは、「自分のこと」に集中することだ。他の人は、自分自身の人生に致命的な影響を与えることなんてできないよ?

まずは、 誰の敵でもない自分 になろう、大丈夫。

そして結局、私は、誰の味方でもなく、誰を味方につけようとすることもなく( 私は私 だからだ)
ひたすら機嫌よく、みんなそれぞれの主張を「理解」して、うまく折り合いをつけようと工夫していたら、みんなが私を、信用してくれるようになった。

自分に集中してね(^_^)

書いてみると何も面倒なことはないよね。
やっぱりあの本、役に立つんじゃないかなあ。







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Last updated  2026年08月19日 14時25分17秒
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