愛 こ と ば・心 の 散 歩 路

愛 こ と ば・心 の 散 歩 路

2021/06/01
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類


















人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ポジティブな暮らしへ にほんブログ村

   ^-^◆ 米国の研究結果に見る『離婚の原因』<1>


「実に興味深い研究に、出会ったんだよ。(^。^)」

「先生、どのようなものですか?」

「それはね、幸せな結婚生活を長く続けるために、
 どのようなことに注意すれば良いだろうか?
 ……というテーマで始まったんだ……」

「それって、逆に捉えれば、離婚をしないために、
 どのようなことに注意すれば良いだろうか?
 ……とも、考えられますね?」





「そうそうそうなんだ。
 これから私が紹介しようとしているのは、
 米国デンバー大学の心理学科の、
 シェルビー・B・スコット博士たちが発表された論文に
 基づくものなんだが……」

「かなり興味をそそられますね。(^-^)
 先生、具体的に話して下さい……」

「結婚前に、カウンセリングのプログラムを受講して貰った
 カップルで、その後14年以内に離婚に至ってしまった
 52名の人達に、アンケート調査を実施したわけだ」

「……そのカウンセリングのプログラムというのは……?」

「うん、その内容はね……結婚に求められる基礎知識等々を、
 皆さん、じっくりと学んだのさ……」

「その上で、離婚したカップルの原因分析をしたんですね」





「そう、離婚の原因となった出来事の分析が成されている。
 一般的に考えられる『浮気』はどうなっていると思うかね?」

「もちろん、ダントツ1位でしょう!! (^。^)」

「そう思うだろう……。ところが2位となっているんだよ。
 それを上回る注意すべき傾向とか、本人が意識しないままに、
 相手を幻滅させてしまっている生活習慣等があるようだな」

「米国で……『浮気』が1位ではなく2位なんですね?
 意外な感じです。ますます興味が湧いてきました。(゜_゜)」

「では……上位11項目のランキングを見てみようかね。
 まず、10位だが同点で2つある。
 ひとつは『婚前のカウンセリングが不十分だった』それと
 いまひとつは『宗教の違いがあった』で共に13.3%だ。

「先生、どちらも、相手の知らない面が出て来て、
 許し難いものだった。……という感じなんですかね……?」





「詳しく説明しよう。
 まず『婚前カウンセリングの不足』だが、
 この調査の性質上、参加者は全員がカウンセリングを
 きちんと受けているわけだね……。
 それでも内容が実際の結婚生活に活かせなかったとの声です」

「カウンセリングといっても限界がありますよね。それぞれが
 個性を持った生身の人間同士の話ですからね……。
 結婚って、理性だけではなく感性の部分も大きいですからね」

「そうだね、感性の割合が大きい人が多いかもね。(^-^)
 事前のプログラムを通じて、相手のことをもっと知ることが
 できればよかったと後悔する声や、
 反対に、なぜ結婚をやめるようアドバイスしてくれなかった
 のかという恨み節も聞かれる。気持ちは分からないでもない。
 このアンケートは全カップルのそれぞれに個別に複数回答形式
 で実施したんだが、全体の13.3%が原因に挙げているよ」





「うーん……1割強ですか……。相手の事をもっと知ってから
 結婚すれば良かった……というのも……結果論でしょうね。
 何処かで、踏み切らないといつまでも結婚できませんよ……」

「確かに、難しい問題だね。
 おなじく10位の『宗教の違いがあった』の方に行こうかな。
 近年アメリカで結婚するカップルの4割以上が、
 異なる宗教同士のペアとなっているんだそうだ。そして、
 この数字は年々上昇傾向にあるらしい。まっ、頷ける話だが。
 しかしながら価値観の違いからか、離婚に結びつきやすい
 ようなんだ」

「先生、日本と違って宗教の問題は……大きいでしようね……」

「米FOXニュースは、キリスト教福音派の例を挙げて
 報道しているんだが、同じ福音派同士の結婚では離婚率は、
 3割ほどなんだが、無宗教者との結婚では6割に跳ね上がる。
 一方で、相手の信仰を受け入れるカップルも存在しており、
 柔軟に考え方を変えられるかが鍵になりそうだね……」





「うーん、宗教の課題は奥が深そうですね。
 ある意味、幼い頃からの性格形成にも影響してきている
 課題です。13.3%と思ったより少ないのは、
 異なった宗教間の結婚そのものが少ないからでしょうね。
 ……先生、9位はどのような原因ですか?」

「今回は、9位まで話そうかね……。
 9位は『家族からサポートを受けられなかった』というもので
 17.3%を占めている。
 幸せな結婚生活の秘訣は、二人の家庭の外にもあるようだな。
 離婚した夫婦の17.3%が、家族から温かい支援を
 受けられなかったことを離縁の理由に挙げているんだよ。
 これに関して、米インサイダー誌は、
 興味深い2つの研究結果を紹介している。
 夫が妻方の家族と良好な関係を築いていた場合、
 離婚率は2割ほど低く抑えることができる。
 一方、妻が夫方の家族と親しく付き合いすぎた場合、
 離婚の可能性は高まるのだという……。
 原因の分析はされていないが、なんか奇妙な話だね……」





「双方の家族と親しくなった方が良い様な気がしますがね。
 ……どういう事なんでしょうね。
 統計結果でそうなってるんですね……うーん何故かな……?」

         <続く>




人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ポジティブな暮らしへ にほんブログ村





==========================================================
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。
 それぞれ200円です。(^-^)
AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。
 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。

『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2021/06/02 09:46:24 AM
コメント(34) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Category

カテゴリ未分類

(3338)

あか・あお・きいろ

(93)

私を支えたことば達

(561)

先輩・後輩が居酒屋で……

(151)

ほっ……と したい

(125)

こころざし

(8)

ご縁

(6)

ちょっと一言

(153)

意志(思考)を強くしよう

(8)

営業感覚

(24)

上司と部下の関係

(62)

実践ビジネス力

(197)

軽妙なやり取り

(145)

新聞を読まない人

(21)

給料とは何か!分かって働こう

(9)

桃太郎は教科書

(12)

昇進・昇格のドラマ

(4)

『信じる』とは何か?

(21)

じいちゃんの思い出

(7)

恋と愛の・心の仕様

(14)

人生の開き直り

(8)

友情の使者

(33)

自分の考えを自分で操る

(12)

人を8時間待った話

(8)

話の切り出し方

(13)

ストレスとの付き合い

(5)

自分らしい生き方

(19)

愛犬パズーの思い出

(20)

人を育てる

(58)

JRにまつわるほのぼの話

(61)

麗しき日本

(51)

大切な言葉

(44)

ほのぼの とした 話

(42)

成長に資する糧

(86)

和の心

(29)

反  省

(4)

ちょっと一服

(45)

ITが苦手な社長への話

(8)

考えさせられる話

(96)

いたずら辞書

(72)

しみじみと…………

(25)

取り留めのない話

(10)

GNP(元気で・長生き・ポックリコ)談義

(39)

グッときた話

(11)

幸福について

(15)

思い出

(117)

学び

(17)

幸運(^-^)

(6)

笑える話し (^。^)

(5)

高齢化社会

(252)

ロータリークラブ

(29)

自分の心を操って人生を楽しく歩こう

(47)

フーテンの寅さん

(28)

私の根幹を支えて頂いた11人の恩人

(0)

生活の言葉に『手』が多い

(16)

回文

(10)

(7)

干支の周期と人生

(11)

友情

(11)

面白きかな・人それぞれの考え方

(1)

転職の本質を考える

(4)

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: