愛ことば･心の散歩路

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2024/10/28

^-^◆　犯罪捜査……ジョーク（冗句）[3・完]

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テーマ：自分らしい生き方・お仕事(38860)

カテゴリ：カテゴリ未分類

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^-^◆　犯罪捜査……ジョーク（冗句）[3・完]
　　　　　　　　　　＜ｒｅｎｅｗａｌ＞

　今話しているのは、あくまでも発生した事件に対しての

　捜査の攻め方だよね……。

　あれこれ色々と攻めた結果、

　何人かの容疑者が浮かび上がって来る訳だが、

　この容疑者の犯行の可能性を検証する時にアリバイ調査をする。

　　それとは違って、ここでいう実現性とは、

　その事件実行の難易度とでもいうか、

　犯行を実施する事の難しさの度合を考えるという事。

　　例えば……、

　天神の交差点で戦車が大砲を打ちながら暴れているとする。

　犯人の特定の為に的を絞るのはかなり簡単だよね。

　……ねっ、だって……そうでしょう？

　戦車なんて誰でもが簡単に手に入れたり、操作したり出来る物

　ではない訳だからね…………。

　　日本に存在しない物が犯行に使われたような場合も、

　似たようなことになる。事件を起こす為に、

　入手が極めて困難な物を使った訳だから、

　調査の枠はグッと狭められるという事だ…………」

「穂夢須警視……、ということはですね、
　以前のオーム真理教によるサリン事件などは、
　その最たるものですね……？」

「……ん？　サリン？」

「はい、だって、サリンなんて、
　これこそ誰にでも作れる物じゃありませんからね」

「なるほどーーー、サリン……ね。
　……あれは簡単に作れる。
　戦後に流行った、サッカリンという人工甘味料をだな。
　網の上に乗せて、下から蚊取り線香で燻せば直ぐにできる。
　『サッカリン』から『カ』取りで、『サリン』になる。
　ふぁっふぁっふぁっ、はははは……(^。^)」

「又また、冗談を…………<`ヘ´>　ホントにもう……！！
　でも、やっと、犯罪捜査……ジョーク（冗句）らしく、
　なってきました。(^-^)」

「時々、冗談もカマさんと眠ってる奴がいるからな。
　ははははっ…………。
　いやいや、全くその通りだ。実現性という視点で見ると、
　サリン事件は、当てはまる事件だった。
　思い出したくもない………忌まわしい事件だが……」

「…………ハイ…………(-_-)」

「あのサリン事件は、この第五のルートのアプローチが、
　最も、効いた事件のひとつといえるだろう。
　まぁ、それが、容疑をオーム真理教団に特定する、
　大きな力に成った事は事実だが…………。
　しかし、あの時はもっと良いヒントがあったのさ。
　ふふふふっ…………(￣ー￣)」

「……と、言いますと…………………？」

「あの事件の性格が、第五のルートによるアプローチが有効と
　判断した時に、ふふふふふふふふふっ…………(￣ー￣)」

「えっ………………？」

「…………一発で、オーム真理教が浮かび上がったのよ」

「それは凄い。勘ですか？」

「いやいや、違うよ。第五のルート、つまり『ルート５』よ。
　わかる……？　ルート５＝2.2360679…………だな？
　我々はこれを、昔『富士山麓オーム鳴く』って覚えたんだ。
　昔ね……。今もそうかな。ははははっ………………。
　一目瞭然とはこの事よ……………………。
　事件の舞台になった、例の『上九一色村』つまり、
　カミクイッシキムラも、
　『ジョークイッショクムラ』（ジョーク一色村）って
　読めるしね…………」

「 ?! ?! ?! ………………………………」

「…………と、まぁ、………………我々のような堅い仕事を
　してる者にも、ユーモアの感覚があるって事……………。
　おわり…………。
　帰って寝なさい。
　ははははははっ……………………」

　「 ?! ?! ?! ………………………………」

　　　　　　　　　＜完＞

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