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こんにちは、鎌田です
先日、4月から高校生になる旧中3生の子に
「なにか本を読もうと思うんだけど、何がいいか?」
と聞かれた。
この時期、よくある質問です
その子が、どんな本を期待しているのか、
たとえば、新しい発見を求めているのか、
ただ文章のおもしろさを求めているのか、
知識なのか、視点の転換なのか、
それによって、もちろんおススメの本も異なるわけだけど、
まだ読んだことがないという子には、
「ナルニア国ものがたり」
を、僕はすすめる。
僕、去年3回目の年男であったわけだけど、
小学3年生の頃から、今現在に至るまで、
愛読書
のひとつとして、未だ読む。
トータルでいえば、
もう100回以上は読んでいるんじゃなかろうか。
とにかく、
ナルニアの大ファンです
数年間隔で、映画にもなっていますね。
もちろん、全部観ています。
前の2作はDVDで持っていて、
そして、新作は
今月の上旬に、 映画館で観てきました
「ナルニア国物語
第3章 アスラン王と魔法の島」。
3Dバージョンで観てきた。
実は、「ナルニア」が映画化されるのは
今進んでいるプロジェクトが初めてではない
僕は、昔、
テレビの衛星放送がまだ一般的でなかった頃に
イギリスかどっかで作られた
「ライオンと魔女」をテレビで観たことがある。
それは、正直
「ちゃちいなぁ・・・」と思った。
がっかりした
「やっぱり、ナルニアの世界観を実写化するのは
ムリなんだろうなぁ。アスランとか、フォーンとか、
着ぐるみかロボットにしか見えないし・・・」
そう思った。
だから、現在のシリーズが映画化されても、
はじめはそんなに期待していなかった。
ところがどっこい、
DVDで観た
「ライオンと魔女(第1章)」
は、すばらしかった
アスランは、本物のように威厳があり、巨大・強大で、
もの言う動物たちも、リアルである。
CG技術の発達の恩恵であった。
キャスティングに、若干の不満はあったけど
(特に、ルーシー・・・)
しかし、本で読んだ世界が、
極めて忠実に再現されているなぁと思った。
2作目の「カスピアン王子のつのぶえ」もDVDで観たけど、
まあ、こんな感じだよね、
というくらいの感想。
決してダメなわけではなくて、
これまた原作の世界が見事に表現されているように思った。
でも、そもそも原作自体が
あまり好きな方ではないから、
「ふーん。まあ、よくできてるね」と感じた。
そそ、「ナルニア国ものがたり」って、
原作のファンの方はもちろんご存じなわけだけど、
全部で7つの話からできています
。
作者のC.S.ルイスによって
まず書かれたのが
映画でも第1作となった
「ライオンと魔女」
。
これが一番人気があるのかな。
ほかの6つは知らなくても、
ライオンと魔女だけは知っているという人もいる。
でもね、「ナルニア」は
やっぱり7つ全部を読んで、
ようやく完成するのですよ。
ぶっちゃけ、「馬と少年」は好きではない。
ていうか、別になくてもいいんじゃないかと思う。
ほかのすべてが、秀逸です。
僕が先日、生徒に貸したのは
やっぱり
「ライオンと魔女」です。
ナルニアは、ここから入るのが、やっぱりよろしい。
でも、彼女がこれでナルニアが好きになった、
次を読みたいと言ったら、
おすすめするのは
映画での2作目 「カスピアン王子のつのぶえ」
ではない。
「魔術師のおい」
映画「ライオンと魔女」を観た人は
とりあえず、あのファンタジー感にひたったと思うんだけど、
そもそも、なんで「衣装たんす」が
ナルニアにつながっているのか。
「白い魔女」って誰なのか。
なんでナルニアの森の中に「街灯」がぽつんと立っているのか。
ぜーんぶ、つながるんです。
「魔術師のおい」で
そそ、ペベンシー兄弟が疎開した家の主の教授、
あの人も、全編を通じると、大変に重要な人物なんですね。
ちなみに、あの人のファーストネームは「ディゴリー」のはずです。
そしてそして、
僕がシリーズ中、もっとも好きなエピソードが
「朝びらき丸 東の海へ」
です。
今回映画化された3作目、
「アスラン王と魔法の島」の原作ですな。
もっとも好きな一話だから、
今回は、映画館で観ようと、足を運びました。
結論!
すばらしかった!!!
本当に、すばらしかった!!
これは、すごい映画です。
これまでの2作と比べて、
さらに実写化が難しいエピソードだけど、
まあ、見事に原作ファンを裏切らない映像になってる。
さらに、原作にはないエッセンス、
「子どもの成長と勇気」、
そういうものも加えられていて、
これは無くてもいいのではという声もあるかもしれないが、
僕は、原作にさらにひとつ、感動を加えたと思っている。
そう、感動ですね。
ぶっちゃけ、暗い劇場で
ひとり、うるうるしてた
「朝びらき丸 ~アスラン王」は
僕の中では
最後のシーンが一番の見どころであった。
アスランの国へ至る、不思議な空間、
それを映像でどのように再現するのか。
これもまた、見事であった。
原作では、挿絵もなく、
文章のみでその地を想像するだけだったけど、
僕の想像の画が、そのまま映像になってる。
(厳密にいうと、水の壁は、
あんなに激しく流れていないのが良かったかも)
いやね、ホントにもう、
感動、感動、感動、感涙、感動の一作ですよ。
終わる前に、もう一度、観に行こうと思ってる。
そしてね、
本当のラストシーン、
子どもたちが、こちらの世界に戻ってくると、
ユースチスのお母さんが、階下から呼ぶ声が聞こえる。
「ジル・ポールが来てるわよ~~」
もうね、ニクイね~♪
この前フリ
原作を知ってる人はニヤリとしたはず。
これ、次回作の予告ですね。
ワタシにゃあ分かりますよ~~^^
次回作は
「銀のいす」
ってことですね。
「ナルニア」は、子ども向けの物語。
・・・と一見思えるかもしれません。
僕自身も、子どもの頃に好きになった。
でも、「ナルニア」は、
世代によって読み方の変わる物語
でもあります。
C.S.ルイスが熱心なキリスト教者であるのは有名なハナシで、
ナルニアも、キリスト教的世界観の知識があると
さらに深く読める。
まあ、ざっくり言うと、
「ナルニア国」とは、いったい何であるのか
。
その謎は、キリスト教的読み方をすれば、解けるんですね。
たとえば、「魔術師のおい」で
主人公たちは、楽園のリンゴを目指します。
「最後のたたかい」において、
人々は「最後の審判」的、ドアをくぐりぬけ、
次なる地というか、永遠の安息地というか、
そこに戻ります。
もうナルニアには戻ってこられないはずだった
ピーターやエドマンド、ルーシーも戻ってきます。
ナルニアは、結局なんなのか。
それは、原作を読んで、
感じ取ってくださいね。
(今回の映画のラストシーンで、
アスランが「羊」として登場しなかったから、
映画ではキリスト教観を薄めていると思われます)
あ、「アスラン王と魔法の島」は、大変すばらしい映画ですが、
前2作を観ているか、原作を知らないと
何が何だかわからないかもしれません。
そこが惜しいところかもしれないけど、
そんなの関係ない、
読んでから行けばいいんです。
ぜひぜひ、観てくださいな♪
Kama
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