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2025.11.10
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テーマ: 旅行記(546)
カテゴリ: 旅行記
『遠野郷八幡宮』



遠野物語110話「ゴンゲサマというは、神楽舞の組ごとに一つずつ備われる木彫の像にして、獅子頭とよく似て少しく異なれり。甚だ御利生のあるものなり。新張の八幡社の神楽組のゴンゲサマと、土淵村字五日市の神楽組のゴンゲサマと、かつて途中にて争いをなせしことあり。新張のゴンゲサマ負けて片耳を失いたりとて今もなし。毎年村々を舞いてあるく故、これを見知らぬ者なし。ゴンゲサマの霊験はことに火伏にあり。右の八幡の神楽組かつて附馬牛村に行きて日暮れ宿を取り兼ねしに、ある貧しき者の家にて快くこれを泊めて、五升枡を伏せてその上にゴンゲサマを座え置き、人々は伏したりしに、夜中にがつがつと物を噛む音のするに驚きて起きてみれば、軒端に火の燃えつきてありしを、桝の上なるゴンゲサマ飛び上り飛び上りして火を喰い消してありしなりと。子どもの頭を病む者など、よくゴンゲサマを頼み、その病を噛みてもらうことあり。」

こちらのお社ではゴンゲンサマを奉斎しており、八幡神楽のゴンゲン舞にだけ赤布を炎に見立て火を喰い消す所作があり、特に火伏せの御利益があると伝わっております

ゴンゲサマとゴンゲンサマ、、
なんで呼び方が違うんだろう

「権現様」で火伏なら愛宕や秋葉と関係があるのかなとか、秋葉のほうは天狗で表されるので遠野とも関係ありそうだなとか、こういうことを考えてパズルを解くみたいなことが楽しかったりします
ハッキリとした正解は分からずとも「繋がっている感じ」を勝手に思い描くのが面白し (・∀・)


手水舎の吐水口が赤河童🐸



遠野の河童は赤いと遠野物語に記述がありますけど、全国的な認知は緑のせいか、これ以外では緑河童しか見かけなかったですねぃ🙄

河童は全国で呼称も絵姿も色々で、生まれた時代背景や地域状況なども関係あって奥が深い🐸


手水舎って以前は「ちょうずしゃ(や)」と呼ばれていたと思うのですが、いつの間にか「てみずしゃ(や)」が主流になってません?
どちらも正しいのだけれど、なんでそうなったのかが分からんぬ🙄←一時期流行った御朱印ガールのせいかと推測しているw


参拝へ

三の鳥居を抜けると広大な馬場あり






1661年造営
これだけの規模の芝生馬場を有する神社は日本全国でも島根県津和野の鷲原八幡宮とここだけだそうです
こちらで南部藩独自の作法を今に伝える大変貴重な遠野南部流鏑馬が披露されます

流鏑馬、、見るよりやってみたい、、← ムリダロ











狛犬はんたちが結構POPなお顔な気がします(特に阿形)








こちらの阿形は笑顔がいいっ









御朱印は数種類あり、遠野物語に関するものにするつもりでしたが、絵柄があまり好きテイストでなかったので月の御朱印にしました



日付はスタンプがあるはずなのに(社務所は無人で御朱印は書置きのみ)見当たらず、あとでセルフ書きしました😅


マヨイガは好きだったんですけど、見開きタイプはなるべく避けたく、、
(※以下、画像お借りしました)




えっつ ( ゚Д゚)


しかもホップ和紙ですと、、?



かわ、、かわ、、かわいいっっっ








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最終更新日  2025.11.10 18:30:17
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