全21件 (21件中 1-21件目)
1
随分ご無沙汰してしまいました。先日ドイツに久しぶりに行ってきました。ヨーロッパは今本当に最高の季節。緑がきらめくさわやかな気候です。気温は高いときには30度くらいになるのですが何しろ湿度がないのでからっとしていて、24度くらいにしか感じないようです。ヨーロッパはユーロに変わってお得感がない・・とよく言われていますが、何しろ今は大バーゲンの季節!ブランド品を含めどこも最大半額の魅力!買い物に疲れた時には野外のレストランでビールを!サマータイムになって日がのびたなとは思っていましたが今、ヨーロッパは日が完全に暮れるのは22時前。レストランでの夕食も21時くらいからが混み始め、みんな毎日寝不足のようです。やっぱりドイツはフランクフルト!トマトスープやポテトのスープもおいしいですよ。アスパラの季節も今が旬!おいしいもの満載です!
2003年07月16日
コメント(0)
先日ホノルルに飛んだ時のこと。よく企業の中で好成績者に対して一年に一度ご褒美に社員旅行のような形でペイバックするシステムがありますよね。例えば生命保険の外交員の方とか。今回は某有名矯正下着の会社の販売成績優秀者のツアーの方が100名ほどいらっしゃいました。実に幅広い年齢層の女性たち…そしてみんな不自然なほどバストの位置が高く、ボディフィットの洋服を着ている人ばかり。とても華やかな雰囲気で、皆自信を持って背筋を伸ばして歩いてご搭乗されました。機内でも本当に楽しそうにすごしていらっしゃいました。皆さんお酒に強いのか、アルコールの出方も半端ではありません。ところが!お食事のサービスが一段落して機内の照明を落とした頃。「すみません!隣の人の様子が変なんです!」駆けつけてみると顔色は真っ白。意識がありません。機内は満席で横になれるスペースもなく、二人がかりでギャレー(機内の厨房スペース)に運び、すぐに応急処置を施しました。通常お客様が貧血などで倒れた場合には、下着やベルトなど衣服を緩め、足を高くして頭を冷やすなどの処置を行い様子を見るのですが、さすが矯正下着の販売担当員だけのことはありました。緩めようにもどこがどうなっているのか、アンドロイドのように複雑に、かつカチカチで素人がとてもはずせるものではありません…その後、次々と気を失っていく人続出!ギャレーにはかわるがわる常に3人くらいが倒れている状態…お帰りの便ではくれぐれも、矯正下着を身につけて飛行機に乗らない、その上アルコールを飲まないということをお約束いただいてホノルルの街へお送りいたしました。
2003年06月15日
コメント(0)
バンコクは今雨季。日本の梅雨と違って一日中雨ということはありませんが、降るとすごい!あっという間に道路は洪水状態になります。蒸し暑さは日本と似ているところがありますね。さてバンコクはSARSの影響も今はほとんどなく、平和な街です。今私たちの流行は「PHOTO」。外国で撮る、いわば「女優?モデル?写真」です。女性なら多かれ少なかれ変身願望があるのではないでしょうか?日本ではなかなか成人式や結婚式のときくらいしか「女優」になれるチャンスはないですよね。台湾やホノルルでもモデル写真を撮ってくれるスタジオがありますが、最近はバンコクのスタジオが流行っています。メイクやヘアーセット、ドレスもすごいですが、仕上がりは本当にびっくり!一度は試してみたいですよね。しかし。スタジオからホテルへの帰路に着いたとき、バンコクでは珍しくないオカマさんと間違えられても不思議ではありませんでしたが・・・
2003年06月05日
コメント(1)
中国のSARSが毎日盛んに報道されていますが上海は意外とSARSの患者はいないようです。もちろん空港は厳戒態勢。旅客は全員機内で検温を済ませないと入国できません。ホテルもチェックインの際に検温。38度以上だと問答無用で病院行きだそうです。それもそのはず、上海は徹底した患者の隔離政策を行っていて街は安全という状況。それを狙って他の地域から何とかして上海に逃げ込もうといろんな人がやってくるらしいのです。なんでも上海は昔、肝炎が流行し、何百人もの人が亡くなった苦い経験があるようです。それ以来人々は中国の中では飛びぬけて衛生的できれい好きになり、また伝染病に対する政府の対応もしっかりしているというわけ。中国は地域が変わると国が違うといわれています。制度も雰囲気も人々の民族性もかなり違うようです。特に北の人と南の人とは色々相違点があるようですね。いずれにしても早く沈静化して欲しいものです。
2003年05月24日
コメント(0)
今、松井効果!?でかなり満席続きのNY。5月だというのにダウンを着ている人もいる寒さでした。その前日はタンクトップでいられるくらいだったというからついていけない・・体感温度の高い外人が冬のウールのコートを着ているってのもかなりのもの・・久しぶりにグランドゼロに行ってきました。街中はすっかり平常に戻り、テロがあったなんて信じられないような元気な街に戻っていますが、やっぱりワールドトレードセンターの跡地「グランドゼロ」は不気味で空虚で広大な空間を広げていました。隣のビルは、2年もたった今もネットがかけられ、なんとなくいまだにしばらくいると息苦しくなるような粉塵が立ち込めています。残った鉄の基礎で作った巨大な十字架が物悲しく立ち尽くしていました。そんな中で記念撮影をする人々・・・グランドゼロを背景ににっこり笑って写真を撮っている人々を不思議な気持ちで眺めました。現在NYはオリンピックの誘致を狙っていて、グランドゼロをその会場にしようという目論見があるらしいです。確かにメモリアルにすることでそこから入る収益はなくなりますが、ご遺族の人々の想いが渦巻いていて簡単には行かないでしょうね・・・
2003年05月12日
コメント(2)
最近の香港はSARSの関係でガラガラ・・・・かと思いきや、満席!実情は恐ろしい現実でした。香港は日本と同じように最近は大型連休もあって、海外旅行にお出かけの家族連れで日本に大量流入。その上、SARSの影響で学校閉鎖になっているところも多く、子供の学校が休みになったからと、これまた家族連れが日本に大量流入・・・行き先はディズニーランドや北海道らしいのですが・・・日本にSARSの手土産もって・・・じゃないといいけど・・
2003年05月06日
コメント(1)
GWだというのに本当にびっくりする状況です。アジア線は軒並みガラガラ・・・お客様がいなくてクルーは暇だし、ガラガラすぎて乗っているお客様も落ち着かない様子・・・この間の北京なんてお客様一人・・・そりゃそうですよねー。出来れば私たちだって行きたくないですもの・・・航空業界、旅行業界の大打撃はあまりにすごすぎて、言葉にできないくらいです。そこから拡大する経済効果も計り知れないものがあると思います。流通もメーカーも出張は差し控えになっているし、SIN在住のビジネスマンも日本から「来てくれるな」といわれているそうです。本当にいつになったら沈静化するのか、心配です。
2003年05月01日
コメント(2)
WHOの報告によるとSARSの伝播がかなり深刻化しているシンガポールですが、現状はびっくりするくらい能天気な感じでした。空港も街の中もマスクをしている人はほとんどいないし、逆にマスクをしてると「お前はSARSか???」と周りの人に白い目で見られたりします。シンガポールの人々によるとシンガポールでは日本で話題になるずっと前からかなり問題視されており、水際で食い止めるための施策がかなり実施されていたようです。「病院以外は安全だ」という認識のようで・・・でも街に観光客が激減しているので「SALEで街に人を呼び戻そうキャンペーン」なんかも行われているようです。そんな中、レストランや電車の中などでちょっとむせたり咳き込んだりすると周りの人から一斉に見られるというところからも、内心人々は結構気にしているのでは?
2003年04月18日
コメント(3)
SARSがとうとうロンドンまで飛び火してしまいました…WHOの伝播確認地域に昨日指定されたようです。これでヨーロッパにも被害が拡大してしまいますね。日本にはまだ入っていないといわれていますが…実際のところは未知数ですよね。本当に怖いですね。ヨーロッパの中でもEUROに参加していないイギリスは通過もポンドのまま。国民も「自分たちはイギリス人である」というプライドが強いように感じます。アフタヌーンティとFISH&CHIPS以外においしいものはあまりありませんが(怒られてしまうかな?)、音楽と芸術は本当に充実しています。ただで入れるナショナルギャラリーは様々な国の美術が一日ではとても見切れないくらい充実。ミュージカルも大変充実していて、ブロードウェイよりも私はいいと思います。劇場がかなり古くそれだけで芸術的な建造物になっているので「オペラ座の怪人」などは本当に臨場感がありました。ただし物価が高いのが玉に傷・・・1ポンドがだいたい1ドル、100円の感覚で値段が設定されているのですが、1ポンド=190円くらいなので、地下鉄の初乗りなどでも大体日本円にすると300円くらいになってしまっています。ロンドンステイの時には、福沢諭吉(一万円札)の力むなし…と感じます。
2003年04月15日
コメント(0)
以前は中国といっても北京や上海くらいにしか日本から就航していなかったのですが、最近では大連、チンタオ、アモイ、成都…読めないような都市に多数就航しています。昨日大連に行って来ましたが、最近中国からの留学生の多さにびっくりしています。そのほとんどが日本語学校に入学するため、1年~2年くらいの就学ビザを持って入国しているようです。みんな全く日本語も英語もまったくわからず、日本入国書類も全然自分では書けない状態でやってきます。日本に到着してから、この人たちはちゃんと生きていけるのだろうか・・・と私たちが心配になるくらいです。それでもキラキラと目を輝かせ明るく元気に屈託のない笑顔を見せて、私たちに自分の書いた入国書類を「見てくれ!」といわんばかりに差し出す姿はなんだか憎めません。最近の日本人にはこのハングリー精神と元気が欠けているような気がします。見習わなくてはいけないのかもしれませんね。
2003年04月11日
コメント(2)
NHKで特集をやっていました。参考までに皆さんにお知らせします。1.死亡率 3~4%(インフルエンザは現在日本では何十万人も感染しているが、死亡は100人前後であるためウイルス性の感染症としては死亡率が高い)現在死亡は100人を越えているが、日本ではまだ感染者は確認されていない。重症になる可能性 10~20%2.潜伏期間 2~7日(10日みれば大丈夫)3.症状 38度以上の高熱・咳・呼吸困難4.WHOが発表した伝播確認地域(3月20日現在)香港・中国(広東省)・台湾・ハノイ(ベトナム)・トロント(カナダ)・シンガポール5.発症原因 ウイルス(コロナウイルスの一種と思われる)。飛沫感染が主であると思われるため空気感染といっても至近距離(つば、痰)で感染すると思われる。また症状が出る前、また軽症で治まってからは、ほとんど感染することはない。また接触感染(感染者のつばがついていたところに触れてしまうなど)でも感染する。6.治療方法 ウイルス性のため抗生物質は効果がない。現在絶対的な治療方法は見つかっていない。しかし軽症の場合、医療機関での治療がまったく効果がないというわけではない。ワクチンは開発に時間がかかるため、望み薄。7.予防方法 医療用マスク着用・消毒・手洗い・うがい8.①38度以上の高熱 ②咳・呼吸困難 ③発症前10日間の間に伝播確認地域に旅行・居住している。 以上の状況が確認された場合には保健所などに相談する。また医療機関に事前に連絡をして受診する。感染症情報センターhttp://idsc.nih.go.jp/index-j.html 厚生労働省http://www.mhlw.go.jp/topics/2003/03/tp0318-1.html 外務省http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/sars/index.html
2003年04月09日
コメント(0)
戦争も最終局面を迎えたといわれていますが、果たしてどうなのでしょうか?間違ってもテロによる報復などがないことを切に祈るばかりです。さて世の中暗いニュースばっかりなので、楽しい話題にしましょう。パリも随分春らしくなってきました。ヨーロッパの冬は長く寒くつらーい感じなので人々は本当に「啓蟄」といった感じです。川のほとりを散歩する人もかなり増えてきました。パリというと「お買い物!!」と張り切る人も少なくないと思いますが、お買い物のメッカはやっぱりブランド街のサントノーレでしょうか。エルメスなんかには結構ハリウッド女優の姿も見られることも?!(先日はジュリアロバーツを見かけましたよ)テュイルリー宮殿近くには老舗のカフェアンジェリーナの本店があり、買い物に疲れたときに有名なモンブランをいただくのがお勧めです。化粧品の店もかなり安く、ブランド化粧品は半額近くで買えます。もちろん大きなデパートのプランタン、ギャラリーラファイエットもはずせませんが、私たちはその隣にある「グルメラファイエット」に必ず寄って、チーズやワインを大量に仕入れるのが常となっています。やっぱりパリは楽しい!!
2003年04月08日
コメント(0)
戦争ばかりか急性重症呼吸器症候群の蔓延が危惧される中、アメリカ線でも結構な警戒ぶりです。なぜならアメリカ本土にも香港からのフライトがバンバン来ているからです。サンフランシスコも例外ではなく、空港内にもかなりのマスク係員、マスク旅客を見かけました。香港、シンガポール、タイペイなどでは、とうとう私たちも機内でマスク着用のまま乗務をするという事態に!こんなことは今までに一度もなかったことです。フライト中ずーっとマスク着用のままなんて、サービスする側もされる側も嫌ですよねえ・・・マスクもただの花粉症のマスクなんかではまったく効果がないらしく、医療用の手に入りにくい「ウイルス95%以上カット(ほんとかー????)」でないと意味がないようです。もし万が一WHOの勧告にもめげずに、渡航される方は絶対ご用意くださいねー。あー・・毎日死の危険にさらされている気がする・・・
2003年04月05日
コメント(1)
今回はオフで出かけたサイパンについてお伝えしまーす。一番の趣味がダイビングの私は時間を作ってよく出かけます。今回は「グロット」を目指し、サイパンに行ってきました。サイパンは日本から約3時間。入国審査から全て日本語が通じるという「ほんとに外国???」というびっくり外国でした。観光客も日本人以外はいないんじゃないかなあ・・・日本から近いという手軽さからか家族連れが目立ちました。街は小さくてお店が充実しているわけではありませんがとにかく海はきれい!かなりいろんなところで潜っている私も「大満足」のダイビングが楽しめました。中でもダイバーに大人気のスポット「グロット」は景勝地としても名高い断崖絶壁。洞窟のように削り込まれた大きな穴の中に外洋から入り込んだ海が激しく並みしぶきを上げているダイナミックなスポットです。111段の階段を下りてその激しく波打つ海に飛び込んで潜っていくと海の中に外洋に抜ける大きなトンネルが・・・ここが青く光をたたえて本当に美しいのです。噂どおりのすばらしいダイビングでした。しかし!下りた階段はやっぱり上がらなければならず・・・これも噂どおり・・・死にました・・・
2003年03月30日
コメント(0)
いやー、香港大変なことになっています。今話題の「重症急性呼吸器症候群」。今東南アジアではやっている変な肺炎です。ワクチンもなく、死者も続々と出ているようですが香港は空港の係員が全員マスクをしている物々しい状況。お客様もかなりの率でマスク着用でまるで細菌テロにあった汚染地域のようです。香港の街自体でも学校閉鎖や感染者の家族まで全員隔離するなど緊急事態宣言をして対応にあたっているようですが・・・シンガポールや中国も感染者が出ているので結構アジアンパニックになりつつあります。早く対応法が見つかればよいのですが・・・
2003年03月28日
コメント(3)
戦争が始まってすっかり情勢が厳しくなってしまいました。空港は特にテロ防止のため超厳戒態勢に入っており、私たちクルーですら靴まで調べられる始末・・・定刻に飛行機が出るなんて夢のようなことです・・・さて今回は香港についてお伝えします。香港は中国に返還されて以降、物価が上がり、お買い物のお得感はなくなりました。が中華料理は最高!なかでも飲茶はやめられません。ワゴンスタイル、中国茶飲み放題が主流。ワゴンスタイルとはテーブルをまわるワゴンに様々なシュウマイや餃子の入ったセイロが高く積まれ、お客様は好きなものを取ってはんこを押してもらい、はんこの数で最後にお会計というシステム。どんなにがんがん食べても1000円~2000円くらいの安さ!!大食ぞろいの私たちにはもってこいです。香港は以前街の真ん中に空港がありました。世界一着陸の難しい空港といわれ家の軒先ぎりぎりをかすめるようなカーブを描いて着陸していたことから「魔の香港カーブ」といわれていました。飛行機の中からだと、あまりに家の軒先ぎりぎりに見えるので「よく翼の先に洗濯物がひっかかってしまうんですよねー」とお客様に冗談で言うと「へ~やっぱりそうなんだ・・・」と・・・そんなわけないって!残念ながら数年前に空港が街から離れた離島に引っ越してしまい、もう「魔の香港カーブ」は味わえなくなりました。
2003年03月25日
コメント(2)
西海岸サンフランシスコに行ってまいりました。サンフランシスコはワイナリーで有名なナパバレーのそば。当然カリフォルニアワインのおいしい街です。最も有名なオーパスワンというワインなんて余裕で$200からっていう感じです。でもカリフォルニアのワインはおいしくてリーズナブル!フランスよりも最近は人気があるくらいです。一度試してみてくださいね。白はシャルドネというブドウのワインが最もカリフォルニアらしいワインです。ついつい飲みすぎちゃって次の日がつらーい!!なんてことのない様に・・・ちなみに最近の我が社のファーストクラスではワインのヴァリエーションが増えて、フランス、カリフォルニアだけでなく今話題のオーストラリア、ニュージーランドのワインなんかも載せています。試飲できないのがつらい・・・
2003年03月17日
コメント(0)
世界情勢…気になるところですよね。航空業界もテロによってかなりの変化を余儀なくされました。9・11事件以来、すべてが変わりました。セキュリティも当然のことながら厳しくなり、アメリカ出国時はX-RAY チェックを受けるのに2時間かかった…などということもしばしば。CREWですらジャケット、ベルト、靴まで脱いで足の裏まで検査されるような状況です。(足の裏に何を隠すのだろう…)確かに飛行機は飛んでしまったら密室ですから、厳しくなるのも当然ですが…悲しいことにアメリカ人ですら「危ないからアメリカの航空会社には乗りたくない」という人がほとんど。最近の日系航空会社の外国人比率が激増しているのはその為です。早く国際平和が実現する日が来るといいですね。では今日からサンフランシスコに行ってきます。
2003年03月14日
コメント(0)
よく「時差があって大変ですね。どうやって克服しているのですか」とお客様に聞かれます。アメリカばっかり、とかヨーロッパばっかり行っているのならともかく、アメリカ、次は深夜便のシンガポール、そしてロンドン…など時間軸がどこにあるのかわからない生活は実際問題結構大変です。外地で夜中の2時ごろ目が覚めて眠れなくなることもしばしば…それを私たちは「また2時ばばあに襲われた」と言っています。ま、食生活も不規則で、体内に日本時間がしっかり無いのもいいのかも?!でも最高の時差克服法は「常にどこに行っても現地時間に合わせて行動すること!」ですね。アメリカなんかは13時間程度のフライトを終えて到着すると前日の朝。徹夜で働いちゃった感じになるんです。でもそのまま「朝だ。今起きたのよー」と自分に言い聞かせて、朝ごはんを食べ、元気に行動開始!さすがに夜の10時くらいになると電池が切れたように眠くなり、幸せな夜の睡眠を迎えられるのです。日本に帰ってきたときにも次の日の朝から無理やり予定を入れて、眠り過ぎないように注意!それでもだめな先輩たちはやっぱりアメリカ産のやばそうな睡眠薬とか使ってますけどねー。(処方箋なしで簡単に手に入るのも怖い…)ちなみに私は朝から元気にテニスに行ってきまーす!
2003年03月12日
コメント(1)
今日シンガポールから帰ってきました。日本はまだまだ寒い日々ですが、常夏シンガは32度。道を歩いているだけで日焼けしてしまうほど。クルーのランチは定番飲茶と決まっているようなシンガですが今回は中華街のCABIN ATTENDANT行きつけの「チンホア」に行ってきました。ここはいつも地元の人が行列を作っている、知る人ぞ知る餃子専門店。ショウロンポウから、焼き、蒸し、揚げ・・・・・どれも最高!それも一人1000円ちょっとで死ぬほど食べられます。ご存じない方はびっくりされますがCABIN ATTENDANTは近代まれに見る大食漢ぞろい!「メニューの上から下まで3つずつ」などと頼んで、涼しい顔であっという間に平らげてしまいます。我ながら恐ろしい集団です・・・シンガでは食後の運動に定番なのはもちろんショッピング!ですが今回はアラブ人街に足をのばしてみました。シンガは人種のルツボ。アラブ人街、中華街、インド人街・・と民族性豊かです。スルタンモスクを訪れ、床に額を摩り付けて祈りをささげている人を不思議な気持ちで眺めていました。イスラム教徒は何かと今話題の的ですが、本当に敬虔な信者ばかり。機内で「メッカはどっちか」と聞かれ困ったこともしばしば・・・スカイマップ(現在位置、飛行ルートなどを示す番組)を見ながら「このルートを飛行しているので、あちらでしょうかねえ・・」などとかなりいい加減なご案内にもめげず、機内でいつもの祈りを始める方も・・・!?次はサンフランシスコ日記です。お楽しみに~!
2003年03月11日
コメント(2)
今日はホノルル帰りのフライト。いつもこの便は真っ黒に日焼けした、笑顔一杯のお客様であふれています。もちろん手には溢れるほどのDFS。アツアツの新婚さんも一杯です。そんな中「去年胃の摘出手術をしているが現在肝臓がん。調子が良かったので思い切って旅行に出てきたが今日は具合が思わしくない」というお客様の情報が入りました。車椅子で奥様に支えられながら搭乗されたお客様は、かなり顔色も悪く辛そうなご様子で座席に座るのもやっと。すぐに目を閉じて肩で荒く呼吸をしているような感じでした。「何かお手伝いできることがございましたら、いつでもお知らせくださいね」と言ったものの、私たちに出来ることは本当に限られていました。フライト中は何度となくご様子を観察し、毛布をお持ちしたり、機内食も色々アレンジしたりして、少しでも召し上がっていただけるように工夫しました。隣の席の奥様もとてもご心配のご様子。それなのにお食事の時には、ぐったりとお休みになっているお客様の後ろ席の方が「リクライニングを戻せ!!」と座席を後ろから蹴るような、心ない行動もありました。「どうしてそんなことを言うのだろう、どうしてそんなに心に余裕がないのだろう」と悲しくなりました。でも詳しく状況を説明するわけにもいかず「前のお客様は具合が悪いので」と必死で説得しました。そんなこんなで10時間後。無事に成田に着陸しました。少しお休みになれたのか、お客様の顔色はほんの少し赤みがさしていました。「本当にお世話になり、ありがとうございました。おかげさまで、無事に日本に帰ってくることが出来ました。最後に妻とのいい思い出になりました。」そう言って奥様と微笑みあいながら車椅子で降りていかれました。
2003年03月08日
コメント(6)
全21件 (21件中 1-21件目)
1