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【雪国の雪】
これは去年の2月9日に撮った写真です。一晩でこれだけ積もりました。会津若松市街地ですから、雪も湿っていて重いです。とりあえず、車の周囲を除雪してから、車の雪を落とします。勿論、車のエンジンはかけたままでです。そうしないと窓ガラスが凍り付いてしまいます。
これが標高の高い猪苗代や、もっと標高が高い裏磐梯だと、雪が乾燥しているので楽ですが、吹き溜まりは大変です。そのまま入ると小生の胸の辺りまで潜ったことがありましたし、猪苗代では雪の中で立ち泳ぎをしたことがありました。また、2階部分の屋根の雪を下ろす時には、ゼルブスト・ザイルを身に付けて、電柱にフィックス・ザイルを縛り付けて雪を下ろしていました。
地方には、高齢者だけで成立している集落があります。そうした村を積雪期に訪ねたことがありますが、市町村の除雪車が家の敷地まで除雪しているようでした。そもそも、当該市町村に65歳未満の方が何人くらいいらっしゃるのか。相互扶助と言っても、高齢者が後期高齢者を介助するという状態だろうと思います。
「地方創生」と言われていますが、とりあえず、政府がそうした情況をご自分達で視察することが大切だろうと痛感しています。一晩で1mも積もるところはそれほど少なくありません。厳冬期に訪ねれば一目瞭然です。そして、どういう方々からどれだけ国家のために費用を拠出していただくか、それをどこにどのように分配するか。永田町にはもう期待できないのでしょうか。
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