ストップ !! 「第二迷信」

ストップ !! 「第二迷信」

2007年04月10日
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教科書検定で、


だいたい、日本史で「明治政府~戦前」に都合の悪いこと、というのは、なかなか認めたくない。

これに較べて、昔の出来事は、かなりいい加減なものが「史実」のように扱われている。

代表に『大化の改新』

これは単なる蘇我氏の暗殺事件で、藤原氏というのはそういう汚いことをして権力を掴んだものだ、というだけの事件。
『大化』という元号が使われた木簡も石碑も見つかっていない。

藤原氏の子孫が作った書物で、実行者がヒーロー扱いは当たり前。

客観的な歴史をみるなら、それを差し引かなければならない。(利害に関わらない第三者の記録がない大事件は、たいがいはフィクションである)



権力者が蘇我氏から藤原氏に変わったというだけのこと。

この時代の情報伝達速度を考えれば、645年という年もたいした意味でない。
末端の暮らしがパッと一年で変わるはずがないし、
どうせ田舎では蘇我も藤原も関係ない。

何のために歴史を学ぶか。ただの暗記でクイズに答えるためではない。

少なくとも、戦争をめぐる歴史の中からは、「軍隊というものは住民を守るのが目的ではない」
ということが、
パールハーバーを見捨てた米軍や、隠岐コミューン弾圧や、沖縄戦の教訓であり、
同じことがイラク駐留軍でも行われている、ということ。

何度も「アホな戦争で武器商人を儲けさせる歴史」を繰り返しちゃいけない。





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最終更新日  2007年04月11日 21時08分40秒
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