
実は僕は議事録作るのは苦手だった。
でも、
議事録なんか不必要な会議も多かった。
however,
3.11後の各種の委員会は
重要なだけでなく歴史的な出来事だから
議事録が要らないような会議はなかったはずだ。
ないことも驚嘆だけど、
最近までそれが分からなかったのも驚嘆というか、
もう政権の資格はない。
でもこういうあきれた事態には真相が深層にありそうだ。
政権が民主党になってからずっと
官僚と政治家の関係は悪化したままだと思う。
踏み込んで言えば
いくら政治主導とかいっても
委員会に官僚がひとりも出席していないはずはないし
官僚出身議員がいないはずはない。
議事録がないことが最初から問題にならないはずがない。
敢て問題にしなかったのだろう。
政治家が馬鹿にされていて
いずれ困ったことになるだろうと内心思っていたかもしれない。
議事録になるようなメモ類はあるはずだし、
議事録もあるのかもしれない。
政治家には隠しているだけなのかもしれない。
いずれにせよ、
官僚と政治家がうまくいっていないことが
この一件でも露呈しているのだ。
とても恐ろしいことになっていると思う。
一国家の運営組織が腐敗腐食している感じがする。
防衛局の局長氏の「講話」問題でも、
官僚の世界の高慢でしたたかな日常を垣間見た感じ。
こういう時こそ首相の出番なんだけど、
いままで繰り返すこの種の事態でいつも首相は好機を逃した。
こういう時こそ敏腕を発揮するこのできる政治家が現れて欲しい。
こんな根腐れ症状にメスを入れられるのは、
今のところは橋元さんぐらいだろう。
79歳の石原さんが出来るのなら石原さんでもいい。
でもやはり79歳では不可能です。
相手が難攻不落のマンモスだからだ。