
梅雨入り間際の爽やかデーだった。
梅雨が好き、という人は少ないだろう。
いなくはないだろうけど、
とても少ないだろう。
いやだなあ、と感じる人が多いと思う。
なんどもなんども
梅雨が近づくといやだなあと思い、
なんどもなんどもなんとか通り過ぎて、
長い暑い夏がまたやってきて、
それもなんとか通り過ぎるということを
なんどもなんども繰り返してきた。
繰り返し効果が少しづつでてきて、
仕方ないと受け入れるようになった。
なにごとも速く過ぎるよりも過ぎないことのほうがよくなってきた。
時間が速く過ぎすぎることを懼れ始めたからだ。
いやな梅雨でもいいから、
時間よ、
そんなに早く過ぎないでくれ。
今はもうテニスも出来ないで居る。
だから、雨でも平気だよ。
どうぞごゆっくり、
というわけさ。
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