経験と知識とは
どちらも大事だけど、
経験の大事さは知識とはくらべものにもならない。
でも、
仕事は知識で行われていることは仕方がないことだ。
iPhoneの画面から大事なアイコンが消えてしまって、
電話サポートの最初の人は
なんどか中断しながら、
結局は一度バックアップをとってもらって、
OSを入れ替えるということが必要という結論になった。
その準備ができてからまた別な電話サポートの人に引き継いでもらったら、
最初にはなかったいくつかの操作で、
結局は今のOSのまま復元してしまった。
自分も使ってるので、と
勘がぜんぜん違っていた。
それは設定の中の操作だけだったから、
最初の人は経験もないけど知識も足りないというわけだった。
麻生副首相の不規則発言が国際的にも刺激してしまった。
いつも思うけど、
こういうのって
撤回も釈明も謝罪も
ありえないと思う。
そういう人なんだから。
僕は
失礼ながらペラペラ首相とヘラヘラ副首相コンビで
仲がいいなとは思っている。
どっちのタイプも
僕の経験上は信頼できない軽薄な人物の典型だ。
なぜ軽薄かというと、
それは経験もないのに知識で喋るからだ。
しかも権力を持ってしまうと
自分が政策や信条のある人間だという思い上がりが嵩じてしまう。
人類史で最悪な事態は
僕はナチス現象と原爆など核技術だと思う。
人間がどれだけ恐ろしいものであるか、
その時代の空気を体験しないものには分からない。
今やもう
首相も副首相も
あの忌まわしい人間社会の病理を経験していない、
ただの受け売りの言論者になっている。
あれほどの国民の犠牲のもとに生まれた憲法を守ろうともせず、
あれほど自爆の技術であると証明された原発の利権を守ろうとする。
結局は
よほどの英知のある英雄が出現しないかぎり、
歴史は繰り返す宿命なのかもしれない。