さらにその20年前、
今から105年前に書いた短編、
Machine stops
機械は止まる、は
若い僕を突き動かした。
なぜか生まれつき、
それは時代がそうしたのだろうけれど、
僕は全体主義排斥が信条だった。
この短編は、
そういう信条に響いたとともに、
そういう地球になりそうな示唆に富んでいた。
今の文明とネット社会を投影している。
今はもう、
日本がどうの というような時代じゃない。
22世紀はないかもしれないし、
あってもこの
105年前のSFのようになっている。
核兵器とその仲間である原発だらけの地球にして
いったい何になる。
積極的平和主義というような
子供だましプロパガンダを拡散して、
真似てはいけないありきたりの国にしてなにになる。
僕が生まれた頃にあった精神的毒物が
まるでヘルペス菌みたいに眠りから覚めて発症しているらしい人物が
権力を握ってしまっている。
彼と彼の仲間たちに
事もあろうに権力を持たせてしまった呆け症状の人々だけが
気が付いていない。
現代は昔とはちがってもっと複雑だ。
国も国民も発狂するようなことにはならないかもしれないが、
国民が奴隷になる本質は変わらない。
組織も高度、技術も革命的、強欲層の規模も物凄い。
多くの人がフリコミサギの犠牲者のように
信じられないことだが騙されている状況がある。
地球の反対側で互いに孤絶している母と息子の会話から始まる
この短編をモチーフにした動画を
始めて今朝知った。
偉大で素晴らしかった戦後の日本と日本人を台無しにしそうな勢力に
絶対に屈してはならない。騙され続けている人は目覚めてほしい。
個人的には、すこしづつ、暇を作りながら、
過去に探索して夢のある未来を投影する日々にしていきたい。