人生復刻版

Jan 5, 2016
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昨日娘が、

僕の77の誕生日の感想は?と云った。

多くの高齢者は、

自分がそんなに言われるほど高齢じゃないと思っている。

僕もそのひとりだ。

なので、年など気にしたくはない。

とはいえ、

そうはいいながらさりげなく自分の年を意識している。

意識して、いろいろなことを諦めていっている。

諦めていきながらそれに耐えているという、

そういう姿であるということだ。

若者にそれを共有しろといってもそれは無理だ。

だけれども、

そういう姿で日々を生きている人々だということを

慮っておくことは必要だと思う。

ま、そういうこと。

と僕は言った。

実は、 

暮れにまだ70にもならない義弟が急逝した。

いちばん安心してものが言える義妹にだけは、

僕は内心をこう洩らした。

ぼくは永眠した義弟のその姿を見たとき、

あ、なんか楽そうだなあ。。。と感じた。

初めてそう感じた。






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Last updated  Jan 5, 2016 08:34:01 PM
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