

芦屋の高名な社会福祉施設のギャラリーがなさっている
アートカレンダー展に出展していた。
今日は最終日で、
本来なら出品物を引き上げにいくのだけど、
どちらももらってくれる人があったので、
電話であいさつしただけですんだのだった。
ギャラリーをボランティアで切り盛りしているKさんは、
再来年の2018年もするつもりだからお願いね、
と言った。
え?!2018年??
来年もだけど再来年もね、という意味だった。
うわ、日野原先生じゃないからきびしいなあ、と笑って言ったけど、
そのギャラリーは確かに2018年ももうかなり予定が詰まっているのだ。
そのギャラリーのクリスマス展に出展しはじめてからもう確か6~7年になる。
ラップデスクで出始めたのだけど、
クリスマスギフトにラップデスクをという人は
ひとりかふたりしかなかった。
なので、クリスマスや新年に関係しそうな物を作って出品し始めた。
他の出展者はそれぞれみんな上手だった。
内心恥ずかしいと思いながら、
また恥をかきに来ましたと自嘲気味につづけてきた。
でもギャラリーの企画運営をしているKさんは、
毎年招いてくれるのだった。
僕もまたケアされているのだろう、
そう思うようにもなった。
上手にケアされるのも大事だよと
僕は思うのだ。
ケアする喜びは
ケアされる喜びと相呼応しているのがいい。
感謝の交換なのだ。
感謝の交流なのだ。