東京フリー・メソジスト教団付協力牧師 甲斐慎一郎 説教要約

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聖書預言@ Re:説教要約 1266(08/08) 『JDファラグ聖書預言』でネット検索すれ…
2017.01.19
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カテゴリ: カテゴリ未分類
「最も大いなる愛」  2016年1月23日

インターネットのテレビ局CGNTV(Christian Global Network 
Television)の番組「みことばに聞く」に当教会の牧師が出演しま
した。2012年7月23日放映「 キリスト教の神髄
説教要約 861 これ以上、単純化できない複雑さ、その1
説教要約 862 これ以上、単純化できない複雑さ、その2
説教要約 981  生命の惜しみない利他性
「最も大いなる愛」
           甲斐慎一郎
                 ヨハネの手紙、第一、3章16節

  「キリストは、私たちのために、ご自分のいのちをお捨てになり
ました。それによって私たちに愛がわかったのです。ですから私た
ちは、兄弟のために、いのちを捨てるべきです」(16節)。

一、最も大いなる死――キリストは、私たちのために、ご自
分のいのちをお捨てになりました

  このみことばの主題は、いのちを捨てること、すなわち死です。
人間にとって最大の問題や課題は死です。 私たちは、あらゆる分野
や世界において、死が人間にとって最大の問題や課題であることを
知っています。  

 政治の世界、それは国際、国内を問わず、最大の問題は、多くの
人たちのいのちを奪う戦争でしょう。経済の世界においても、飢え
死には最大の課題であり、社会の問題は、天災、人災を問わず、や
はり死が最大の問題です。医学の世界は、死との戦いであり、倫理
や道徳の世界において最大の問題は殺人です。

  しかしここに不思議な死があります。それはキリストの死です。
このキリストの死は何百年も前から預言され、人に殺されたのでは
なく自ら進んで死なれたのであり(ヨハネ10章18節)、かと言っ
て自殺ではなく、人の罪を贖って人を罪から救うための死です。こ
れは何と驚くべき偉大な死でしょうか。

このように死そのものは、人間にとって最大の問題や課題ですが、
キリストの死は人類を罪から救うための最も偉大な死なのです。

二、最も大いなる愛――それによって私たちに愛がわかった
のです

  このみことばの主題は、愛です。 人間にとって最もすばらしいも
のは、愛ではないでしょうか。 私たちは、あらゆる分野や世界にお
いて、愛こそ最もすばらしく、あらゆる問題や課題の解決の鍵であ
ることを知っています。

  政治の問題、経済の問題、社会の問題のどれ一つをとってみても、
その根底に愛があるなら、たとえ完全には解決することができなく
ても、問題を最小限にとどめることができることを知っています。

  しかしここに最もすばらしい愛があります。それは、キリストの
十字架によって現された愛です。実に神は私たちのために、そのひ
とり子キリストをお与えになることによって、その愛を最大限に現
されたのです。

このように愛そのものは人間にとって最もすばらしいものですが、
その愛の中で神の愛は最も偉大ですばらしいものなのです。

三、最も大いなる変化――ですから私たちは、兄弟のために、
いのちを捨てるべきです 
  
 このみことばの主題は、人間が変わること、すなわち変化です。
人間にとって最も必要なことは、良い人間に変わることではないで
しょうか。 人間は、自分が変わらない限り、決して問題は解決しな
いからです。

 しかし人間ほど悪い方には変わっても、良い方には変わらないも
のはないでしょう。人間は、どんなに良い話を聞いても、またどん
なに良いことに一生懸命に励んでも、その心は相変わらず自己中心
で罪深く、少しもよくなりません。

  しかしここに最も大いなる変化があります。それは、最も偉大な
死であるキリストの死によって現された最も大いなる神の愛に触れ
ることによる人間の変化です。

人間は、死に直面した時ほど厳粛で真剣な心になることはありま
せん。まして私たちの罪のために死なれたキリストの最も偉大な死
に直面した時、人間は最も厳粛で真剣な心にならないでしょうか。
また人間は愛に触れた時ほど心が動かされることはありません。ま
して私たちの罪のために、そのひとり子キリストをお与えになった
ほどの最も大いなる愛に触れた時、人間は最も心が動かされて変わ
らないでしょうか。

  私たちは、信仰により「聖霊によって、神の愛が私たちの心に注
がれ」る時にのみ(ローマ5章5節)、この神の愛に応えて「栄光
から栄光へと、主と同じかたちに姿を変えられて行」くのです(第
二コリント3章18節)。
甲斐慎一郎の著書 説教集






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Last updated  2017.01.22 17:46:37
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