東京フリー・メソジスト教団付協力牧師 甲斐慎一郎 説教要約

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2017.06.10
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カテゴリ: カテゴリ未分類
「神のご計画の全体2     2017年6月11日
道と真理といのちであるキリスト」 

インターネットのテレビ局CGNTV(Christian Global Network 
Television)の番組「みことばに聞く」に当教会の牧師が出演しま
した。2014年1月9日放映「 新しい事をされる神
説教要約 858   キリスト教は証しの宗教、その1
説教要約 859  キリスト教は証しの宗教、その2
説教要約 860  キリスト教は証しの宗教、その3
「神のご計画の全体2   
  道と真理といのちであるキリスト」
              甲斐慎一郎
              ヨハネ14章1~12節

  「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです」(6節)。

一、第一義的な意味
  まずこのみことばの第一義的な意味を考えてみましょう。

1.道であるキリスト
 キリストが道であるとは、どのようなことでしょうか。それは、
このことばのすぐ後に、「わたしを通してでなければ、だれひとり
父のみもとに来ることはありません」(6節)とあるように、 キリ
ストこそ神に至る唯一の道であることを教えています。
 ヤコブは、その頂が天に届くはしごの夢を見ましたが(創世記2
8章12節)、このはしごこそキリストご自身です(ヨハネ1章51節)。
神と人との間には、罪という大きな溝があって、だれも渡ることは
できませんでしたが、 キリストは、「十字架の上で、私たちの罪を
その身に負われ」(第一ペテロ2章24節)、私たちのために「新し
い生ける道を設けてくださった」のです(ヘブル10章20節)。

2.真理であるキリスト
  キリストが真理であるとは、どのようなことでしょうか。それは、
キリストご自身が真理であることを教えています。
 それとともに、「わたしを見た者は、父を見たのです」(9節)
とあるように、 私たちは、キリストを知るなら、それは、そのまま
神を知ったことになるということを教えているのです。 なぜなら、
「キリストのうちにこそ、神の満ち満ちたご性質が形をとって宿っ
てい」るからです(コロサイ2章9節)。

3.いのちであるキリスト
  キリストがいのちであるとは、どのようなことでしょうか。それ
は、 キリストご自身がいのちであることを教えています。
 それとともに、「わたしを信じる者は、わたしの行うわざを行い、
またそれよりもさらに大きなわざを行います」(12節)とあるよう
に、 私たちは、キリストを信じ受け入れるなら、神のいのちが与え
られ、神のわざを行うことができることを教えているのです。 
二、一般の法則の場合

  私たちがどこかへ出かけて務めを果たそうとする場合、自ずから
次の三つのことをしているのではないでしょうか。

1.目的地に至るまでの正しい道を通る
2.正しい目的地に着くことができる
3.必要な務めを果たすことができる 

 このようなことから「道と真理といのち」を一般の法則に当ては
めるなら、次の三つのことを表しているのではないでしょうか。

▽道――正しい手段や方法
▽真理――正しい目的や目標
▽いのち――正しい結果や成果

  目的のためには手段を選ばずでは、決して良い結果を得ることは
できないのです。

三、キリスト者の場合

  パウロは「テモテへの手紙、第二」の4章において、次のような
告白をしています。

1.「あなたは、どのような場合にも慎み、困難に耐え、伝道者
として働き、自分の務めを十分に果たしなさい」(5節)―― パウ
ロが通るべき道  
  2.「私は勇敢に戦い、走るべき道のりを走り終え、信仰を守り
通しました」(7節)―― パウロが到達すべき真理
  3.「今からは、義の栄冠が私のために用意されているだけです」
(8節)―― パウロが受けるべきいのち

  このようなことから「道と真理といのち」をキリスト者に当ては
めるなら、次の三つのことを表しているのではないでしょうか。

▽道――キリスト者が通るべき道
▽真理――キリスト者が到達すべき真理
▽いのち――キリスト者が受けるべきいのち

  私たちは、 神がそれぞれに備えられた細い摂理の道を、神が示さ
れる正しい目的地や真理という「目標を目ざして、一心に走ってい
る」なら、「キリスト・イエスにおいて上に召してくださる神の栄
冠を得る」ことができるのです(ピリピ3章14節)。
甲斐慎一郎の著書 説教集






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Last updated  2017.06.11 18:15:18
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