東京フリー・メソジスト教団付協力牧師 甲斐慎一郎 説教要約

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2018.01.20
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カテゴリ: カテゴリ未分類
「神の祝福に満ちあふれた人(2)」 2018年1月21日

インターネットのテレビ局CGNTV(⇒みことばに聞く⇒関東⇒
東京B)の番組「みことばに聞く」に当教会の牧師が出演しました。
2015年10月1日放映「 神を信じる人生と神を信じない人生 」 

「神の祝福に満ちあふれた人(2)」

                                甲斐慎一郎
                 マタイの福音書、5章1~16節

 「神の祝福に満ちあふれた人」の第一回目は旧約聖書の詩篇84
篇から「真の祝福」は、「神を求める幸い」(1~4節)と「神に
ある幸い」(5~8節)と「神の与える幸い」(9~12節)という
3つの段階があることを学びましたが、第二回目は、新約聖書の
「至福の教え」から学んでみましょう。

一、至福の教えは、詩篇84篇が教えている幸福の三段階を教
えています

  「山上の説教」の中の5章の前半は、「至福の教え」と言われて
いるところです。この8つの幸いの前半の部分には、「神を求める
幸い」と「神にある幸い」が、後半の部分には、「神の与える幸い」
が記されています。

二、8つの幸いは、内側の心における幸いで、塩と光です

  8つの幸いは、互いに何の関係もないものではなく、「心の貧し
い者」を第一段階とし、「義のために迫害されている者」を第8段
階とする「真の幸福の八段階」を教えています。

山上の説教が教えている8つの幸いは、外側に表れた幸福という
よりも内側の心における幸福です。この内側の心における幸いは、
「塩」と「光」であり、それは必ず外側の行為に表れます。

 「塩」は、腐敗(社会の堕落)を防ぎ、良い味をつけます(世の
人々に良い感化や影響を与えます)。「光」は、やみ(罪深い世)
を照らし、世の人々に救いの真理を示します。

英語で幸福と訳されることばには「ハッピネス(happiness)」と
「ブレッスィング(blessing)」の二つがあります。前者は、いくつ
かの偶然がうまく重なった幸運な出来事で、後者は、神が与えてく
ださる真の祝福で、それは必ず外側の行為に表れる「塩」と「光」
です。

三、塩と光という内側の心の幸いは、必ず外側の行為に表れ、
真の祝福を受けます

  主は、「心に満ちていることを口が話す」(マタイ12章34節)
と言われましたが、心は、ことばだけでなく、行為に表れます
(ヤコブ2章14、16節、第一ヨハネ3章17、18節)。

心の貧しい者とは、自分の心の姿が「富んでいる、豊かになった、
乏しいものは何もないと言って」、うぬぼれているのではなく、か
えって罪のために「みじめで、哀れで、貧しくて、盲目で、裸の者
であること」(黙示録3章17節)を知ってへりくだり、救い主の必
要を自覚して神から離れない人のことです。天の御国はその人のも
のです。

 心の貧しい者は、自己憐憫に陥って世の楽しみや慰めを求めるこ
となく「神のみこころに添って」 罪を悲しむ者になります (第二コ
リント7章9節)。その人は慰められるのです。

 罪を悲しむ者は、悪者の栄えるのを見てねたんだり(詩篇73篇
3節)、悪人に復讐したりすることなく、悪を耐え忍んで 柔和な者
になります。 その人は地を相続するのです。

 柔和な者は、悪と妥協することなく、義を愛し不正を憎む、 義に
飢え渇いている者になります。 その人は満ち足りるのです。 

 義に飢え渇いている者は、「あわれみのないさばき」をすること
なく(ヤコブ2章13節)、 あわれみ深い者になります。 その人はあ
われみを受けるのです。

 あわれみ深い者は、「不正を喜ばずに真理を喜び」(第一コリン
ト13章6節)、 心のきよい者になります。 その人は神を見るので
す。

 心のきよい者は「争ったり、戦ったりする」ことなく(ヤコブ4
章2節)、 平和をつくる者になります。 その人は神の子どもと呼ば
れるのです。 

 平和をつくる者は、不正を憎んで「敬虔に生きよう」とするので
(第二テモテ3章12節)、 義のために迫害される者となります。
の御国はその人のものです。

四、神の栄光が現されます

心の幸いという「塩」と「光」は、必ず外側の行為に現れ、それ
は罪深い世を照らし、世の人々に救いという真理を示し、人々は、
その良い行いを見て、神をあがめるようになります(16節)。これ
こそ神から与えられる真の祝福(blessing)です。
甲斐慎一郎の著書 説教集





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Last updated  2018.01.20 17:33:55
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