東京フリー・メソジスト教団付協力牧師 甲斐慎一郎 説教要約

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聖書預言@ Re:説教要約 1266(08/08) 『JDファラグ聖書預言』でネット検索すれ…
2018.05.12
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カテゴリ: カテゴリ未分類
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「真の神の愛」      2018年5月13日​
インターネットのテレビ局CGNTV(⇒みことばに聞く⇒関東⇒
東京B)の番組に当教会の牧師が出演しました。
2017年7月8日放映「​ 人類の古い始祖と新しい始祖 ​」
​​ ​​​ 説教要約 960  見えないものに目を留める(2)
「真の神の愛」      ​
         甲斐慎一郎
         ヨハネの手紙、第一、4章7~16節
  聖書は「神は愛です」(16節)と教え、また多くの人々も「キリ
スト教は、愛の宗教である」と思っています。このこと自体は、少
しも間違っていません。しかしその内容となると、この神の愛ほど
正しく受け取られずに、誤解されているものはないでしょう。そこ
で真の神の愛について学んでみましょう。
​一、真の愛の必要性について​
  私たちは、自分では気がつかなくても真の愛を求めています。ま
た人間にとって最も必要なものは、真の愛であると言っても過言で
はないでしょう。人間は、互いに愛し合う夫婦の愛の結晶として、
この世に生を受け、その両親の愛によって育つものです。ですから
夫婦や親子にとって最も問われることは、その夫婦の愛や親子の愛
が、どれだけ純粋で真実なものであるかということです。 家庭の悲
劇のほとんどは、この真の愛の欠如から来ているということができ
るからです。
​二、神の愛に対する誤解について​
  多くの人々は、神が愛であるということについて、次のような間
違ったとらえ方をしているのではないでしょうか。
1.神は愛であるから、神は、私たちの罪を大目に見てくれるの
ではないだろうか
  ここでいう 「大目に見る」とは、罪に対して目をつぶり、罪を許
可するという意味です。 しかし神は、どんなに小さな罪でも決して
許可されたり、目をつぶって見過ごしにされたりする方ではありま
せん。
2.神は愛であるから、私たちは神に甘えることができるのでは
ないだろうか
  ここでいう 「甘える」とは、慣れてわがままにするという意味で
す。 しかし神は、人間とどんなに親密な関係になっても、決して私
たちを甘えさせたり、わがままにさせたりすることはありません。
3.神は愛であるから、私たちは神を侮ることができるのではな
いだろうか
 ここでいう 「侮る」 (ガラテヤ6章7節) とは、私たちは、怠け
ても、罪を犯しても、神は愛であるから、祝福してくださるだろう
と、神を嘗めることを意味しています。 しかし、「神は侮られるよ
うな方ではありません。人は種を蒔けば、その刈り取りもすること
にな」るのです(同6章7節)。
​三、真の神の愛について​
  神は、愛に満ちておられる方ですが、同時に義に満ちておられる
方です。ですから 神にとっては、正義の伴わない愛もなければ、愛
の伴わない正義もありません。 ところが人間の場合は、愛と正義が
分離し、それぞれがひとり歩きをして、正義の伴わない愛や愛の伴
わない正義になってしまうので、神の愛についても、前述したよう
な間違ったとらえ方をしてしまうのです。
 ヨハネは、神の愛について、「私たちが神を愛したのではなく、
神が私たちを愛し、私たちの罪のために、なだめの供え物としての
御子を遣わされました。ここに愛があるのです」と述べています
(10節)。
  神は、罪を罰せずにはおかない義に満ちておられる方ですが、同
時に罪人を愛してやまない愛に満ちておられる方です。 この罪を罰
せずにはおかない神の義と、罪人を愛してやまない神の愛とが一つ
に溶け合ったものこそ私たちの罪を贖うために死んでくださったキ
リストの十字架による救いです。
 聖書には、 「恵みとまこととは、互いに出会い、義と平和とは、
互いに口づけしています」 と記されています(詩篇85篇10節)。
また賛美歌の262番1節は、「 十字架のもとぞいとやすけき、神
の義と愛の会えるところ」 と歌っています。
 私たちは、 私たちの罪を贖うために死んでくださったキリストの
うちに罪に対する神の正義の怒りと罪人に対する神の愛の炎を見る
のであり、ここに真の神の愛が現れたのです。
​​​​​​​​​​​​​​ ​​ ​​ ​​ ​​ 甲斐慎一郎の著書 説教集 ​​ ​​ ​​





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Last updated  2018.05.12 20:52:08
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