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■1月28日、センバツ代表校が発表され、わが埼玉からは浦和学院高の出場が決まった。浦和学院のセンバツ出場は6年ぶり7回目。これまでセンバツに出場した時の浦和学院の選手や戦績を振り返ってみた。ただ過去の戦績を調べているうち、浦和学院に留まらず、他のセンバツ出場校の選手名を見て、高校時代の彼らの姿を懐かしさとともに思い出した。現在も活躍している選手の実力には感嘆するしかないし、それ以上に、夢半ばで現役の道を断たれて新たな道に挑戦中の元選手たちの現状(青い文字)をwikipediaで知ることで、彼らに声援を送りたくなった。新たな道でも、ガ・ン・バ・レ初出場(1992年)、ベスト4。1)主な選手エースは染谷慶太。2)戦績1回戦=13-5福井商。2回戦=5-1東山。準々決勝=4-2育英。準決勝=●1-3帝京。・この大会に優勝した帝京高に準決勝で敗れた。この時、帝京のエースは三沢興一(現・読売スコアラー。早稲田大-読売-近鉄ほか)。・2回戦で勝利した相手・東山高のエースは現・レッドソックスの岡島秀樹(読売-日本ハム)。・準々決勝で勝利した相手・育英高のトップバッターは元・近鉄の大村直之(昨年オフ、オリックスから戦力外通告)。3)他校の主な出場選手・星稜高/松井秀喜(現・アスレチックス、読売-ヤンキースほか)・PL学園高/松井稼頭夫(現・楽天、西武-メッツほか)、今岡誠(現・ロッテ、東洋大-阪神)・御殿場西高/小野晋吾(現・ロッテ)2回目(1996年)、2回戦敗退。1)主な選手エースは、プロ入り後イップスに苦しんだ三浦貴(現・指導者を目指し教員免許取得のため夜間大学に通学中。東洋大-読売-西武)。バッテリーを組んだ捕手は小川将俊(現・中日ブルペン捕手。東洋大-日本通運-中日)、そして4番打者は現・西武の石井義人。2)戦績1回戦=9-0東海大仰星。2回戦=●4-5岡山城東。3)他校の主な出場選手・優勝した鹿児島実高のエースは、下窪陽介(元・横浜、日本大-日本通運。昨年オフ、横浜から戦力外通告)。・智弁和歌山高/高塚信幸(現・すし職人、近鉄)、仲谷仁(現・楽天、阪神)、喜多隆志(現・朝日大学野球部コーチ、慶應義塾大-ロッテ)。3回目(1998年)、ベスト8。1)主な選手エースは南真人。2)戦績1回戦=4-2沖縄水産。2回戦=7-1苫小牧東。3回戦=6-4岡山理大付。準々決勝=●2-3関大一。 ・沖縄水産の2番手で登板したのは新垣渚(現・ホークス、九州共立大)。・準々決勝で対戦した関大一高のエースは久保康友(現・阪神、松下電器-ロッテ)。3)他校の主な出場選手(いわゆる『松坂世代』が甲子園で大活躍した年)横浜/松坂大輔(現・レッドソックス、西武)、後藤武敏(現・西武、法政大)東福岡/村田修一(現・横浜、日本大)、田中賢介(現・日本ハム)など有名選手が多数。ボクは知らなかったけれど、他にもこんな選手も出場していた。日大藤沢/館山昌平(現・ヤクルト、日本大)敦賀気比/東出輝裕(現・広島)4回目(2002年)、ベスト8。1)主な選手エースは須永英輝(現・読売。日本ハム)。昨年オフ、オビスポとのトレードで読売へ移籍が決まった。2)戦績1回戦=7-1平安。2回戦=7-0延岡工。準々決勝=5-7●報徳学園・この大会で優勝した報徳学園高に準々決勝で敗れた。報徳のエースは大谷智久(現・日本ハム、早稲田大-トヨタ)。昨年まで須永と大谷は日本ハムでチームメイトだった。3)他校の主な出場選手・広陵/西村健太朗(現・読売)・明徳義塾/森岡良介(現・ヤクルト、中日)5回目(2003年)、3回戦敗退。1)主な選手エースは前回に続き須永英輝。2)戦績2回戦=15-1隠岐。3回戦=6-7●智弁和歌山。3)他校の主な出場選手・優勝した広陵/西村健太朗(現・読売)・準優勝の横浜/成瀬善久(現・ロッテ)、涌井秀章(現・西武)・東北/ダルビッシュ有(現・日本ハム)・この大会は浦和学院高のほか、埼玉から花咲徳栄高も出場していた。準々決勝・東洋大姫路高との引き分け再試合は、いまもボクの記憶に残っている。花咲徳栄のエースは福本真史(現・花咲徳栄高野球部コーチ、明治大)、東洋大姫路のエースはグエン・トラン・フォク・アン(元・東芝、昨年1月退部)。6回目(2005年)、初戦敗退。1)主な選手エースは井上弘、捕手は現・日本ハムの今成亮太。ほかに前野達郎、都築司、堀越匠らがいた。2)戦績1回戦=3-4●西条。3)他校の主な出場選手・優勝した愛工大名電高/堂上直倫(現・中日)今日も1クリックお願いします
2011.01.30
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■しっかし早稲田の強さは異常だ。先ほど終わったラグビー準決勝は、鋭いタックルで明治大を圧倒し決勝にコマを進めた。もはや「前へ!」は明治のキャッチフレーズではなく、早稲田の徹底したディフェンスぶりにこそ与えられるべきだと思った。オフェンスもかの大西鉄之祐氏が唱えた「展開・接近・連続」を実践。そして試合途中からは卓越した個人技を駆使して、するりするりと明治のディフェンスをかわしてトライを積み重ねた。この調子では、決勝の帝京大戦も「赤い壁」を上回る「赤黒の壁」が猛威をふるって大勝するに違いない。まったく敵なしの様相だ。駅伝も強い。今日(1月2日)行われた箱根駅伝・往路は最後の最後に東洋大に抜かれたものの、復路、そして総合優勝の可能性は十分に残されている。アメフトも実力で勝る(はずの)法政大を破って関東のNo.1になった(申し訳ないが、早稲田とアメフトは、ボクの頭の中では接点はない)。野球だって言うに及ばず。斎藤佑樹を軸に神宮大会を戦い優勝を果たした。何でも強い早稲田、これは現・高野連会長の奥島孝康氏が、早大総長だった頃に推進したスポーツ強化策が実ったというべきなんだろう、きっと。だけどあまりに何でも強すぎると、見る方が白けてしまうぞ。■さて野球のこと。先日、あらためて昨秋(2010年)の斎藤のピッチングをDVDで見た。そこで見たのは見事(?)なまでの、いわゆる「立ち投げ」のフォームだった。まるで突っ立ったまま球を投げているように見えた。一般的に指導者は「(右投手の場合)左足をできるだけ前に出して、体重を乗せて球を投げろ」と指導する。理由はスピードが加速するから。だけど斎藤のフォームは、それとまるで逆だった。ただ立ち投げであっても、「最近の斎藤は工夫が凝らされています」と話していたのは、スカイAでテレビ解説をしていた小宮山悟さん。小宮山さん曰く、「これまでの斎藤は、軸足(右足)の膝を曲げないまま右腕を後ろに持っていき、球を放っていました。でも最近は軸足を曲げて、十分にタメを作ってから投げています。そこが違うのです。垂直跳びを想像してみてください。膝をまっすぐにしたままだと高く跳べませんが、いったん膝を曲げてから跳ぶと、より高く跳ぶことができます。投球も同じ。膝を曲げてタメを作ることで、瞬(反)発力を高めることができるのです」■小宮山さんの指摘はわかる。ただ斎藤、この投球フォームをプロでも続けることができるのか。プロでも通用するのか。首脳陣からフォームの修正を強いられないのか? 斎藤を迎える日本ハム首脳陣の顔ぶれをボクは思い起こした。監督は梨田昌孝、一軍投手コーチは吉井理人。どちらも過去は近鉄バファローズの選手、多少なりとも仰木彬さんの影響を受けた人たちだ。仰木さんは野茂英雄が近鉄に入団する際、変則の「トルネード投法」を修正しないと約束した。またイチローに対しては、変則の「振り子打法」を止めさせることはなかった。理由は、変則フォームに長所と短所がある場合、常に長所を優先して選手を指導してきたから。今後、梨田、吉井両首脳は斎藤に対してどのような指導するのだろう? いわゆる変則の「立ち投げ」を支持して続けさせるのか、それとも全面的に投球フォームを変更させるのか? ボクの興味はその点にあるのだ。 今日も1クリックお願いします
2011.01.02
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