1勝1敗のタイで迎えた早稲田大vs立教大3回戦が今日(5月4日)行われた。
■まずは日刊スポーツより。
2日連続先発した早大・ 斎藤佑樹
投手(3年=早実)が7回6安打2失点の好投
で勝利を呼び込んだ。勝敗は付かず、通算21勝目はならなかったが、延長14回
2死一塁から、 杉山翔大
捕手(1年=東総工)が決勝適時二塁打を放った。
早大は2勝1敗で勝ち点2とし、優勝争いに踏みとどまった。
斎藤は 「ほっとしてます。チームが勝てて良かった。疲れは意外となかった。昨日
の調子を維持して、良かった感じを思い出しながらやろうと思った」
と喜んでいた。
(以上、日刊スポーツ)
(早大vs立大3回戦)
早大 000 100 100 0
00 0 1
=3
立大 001 001 000 000 00 =2
(早)斎藤佑-大石、(立)戸村-増田健-仁平
この試合、 斎藤佑樹
(3年、早稲田実)は連投にもかかわらず、よく試合を作った。
中1日休めた立教大の先発・ 戸村健次
(4年、立教新座高)が疲労感たっぷりの
仕草を盛んにマウンドで演出したのに比べ、連投なのに淡々と打者に立ち向かう
斎藤は「さすが!」に見えた。
ただ斎藤には申し訳ないけれど、今日のヒーローは斎藤ではない。2番手
として8回からロングリリーフした 大石達也
(3年、福岡大大濠高)こそが、
真に称えられるべき投手だった。
◇ 斎藤佑樹
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「斎藤佑樹、20勝目よりも・・・」
(2009.5.3) →
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「早大、斎藤佑樹が登板回避で3連敗」
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「サイバーメトリクスで見た東京六大学」
(2009.5.2) →
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「08年の斎藤佑樹を勝手に振り返る!」
(2008.12.22) →
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◇ 戸村健次
の関連記事「あま野球日記」バックナンバーより。
「戸村健次、好試合を制す! 」
(2009.4.11) →
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8回頭から救援した大石は、次のような見事な成績だった。
7回、89球、打者22、被安打1、奪三振8、与四死球1、自責点0。
※ちなみに先発した斎藤佑樹の成績。
7回、94球、打者27、被安打6、奪三振7、与四死球1、自責点2。
8回から登板した大石達也、9回から10回にかけてMAX151kmの速球と、120
km台の変化球を駆使して5者連続三振を奪うなど、立教打線を完璧に抑えた。
どっからどう見ても立大打線が大石の球を打てそうには見えなかった。
打撃だって大石は貢献した。
延長 10回表
は内野安打で出塁すると、二進後に4番・ 原寛信
(3年、桐蔭学園高)
のセンター前ヒットで三塁を駆け抜け、一気に本塁に突入するプレーを見せたが、
間一髪アウト。この時、捕手と接触し左ひざを痛め満足に歩くこともできない状態
だったが、数分の治療後に再びマウンドに上がり快投を見せた。
そして延長 14回表
も二死後に大石がヒットで出塁すると、1番・ 杉山翔大
(1年、
東総工高)のレフトへの二塁打で生還し、自ら決勝点のホームを踏んだ。
大石達也、今季これまでの成績(5月4日現在)。
5試合、1勝1敗、16回、被安打12、奪三振20、与四死球4、自責点6、
そして防御率を3.38。この試合で大石は規定投球回数に達し、投手十傑の9位
にランクインした。
※ちなみに奪三振率は11.25、与四死球率は2.25に上昇した。
大石達也、やはりクローザーが似合う![]()
◇ 大石達也
の関連記事「あま野球日記」バックナンバーより。
「大石達也、3季ぶりの先発で法大に大敗」
(2009.4.27) →
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「大石達也、益々の飛躍を!」 (2009.1.11) →
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