今日(27日)行われた早稲田大vs法政大2回戦。
昨日の試合で最後に引き分けに追いついた早稲田大が、2回戦は有利で
あるようにボクには思えた。少なくとも試合終了後の「空気」においては。
ただ法政の先発には、 二神一人
(4年、高知高)というレッキとした先発投手
が残っているのに対し、早稲田はだれが先発するのか? それがわからな
かった。
◇ 二神一人
の関連記事「あま野球日記」バックナンバーより。
「エースへ、法政・二神一人」
(2009.1.10) →
こちら
へ。
昨日の1回戦で 福井優也
(3年、済美高)も 松下建太
(4年、明徳義塾高)も
リリーフですでに登板していた。
とすれば、いったい誰が先発???? えっ、まさか・・・?![]()
ボクは勝手に邪推していた(たぶんボクの予想と同じだった人も少なくない
かも知れないが)。フタを開ければ早稲田の先発は、そのまさか・・・の
大石達也
(3年、福岡大大濠高)だった。大石にとって先発は3季ぶりだという。
ボクは試合を見ていないので、日刊スポーツの記事を借用して紹介します。
「法大は8-1で早大を破り、1勝1分けとした。今秋のドラフト1位候補、二神
(ふたがみ)一人投手(4年=高知)が5安打1失点と好投。打撃陣も16安打と
爆発した。早大は3季ぶりに先発した大石達也投手(3年=福岡大大濠)が
5回8安打4失点で降板。斎藤佑樹投手(3年=早実)の登板はなかった」
(以上、日刊スポーツ)
二神、大石それぞれの成績。
(二神一人の今日の成績)
9回、被安打5、奪三振9、与四死球0、自責点1。
そして今季2勝目、意外なことにまだ通算4勝目でしかない。
(大石達也の今日の成績)
5回、被安打8、奪三振5、与四死球3、自責点4。
ついでに大石のことを補足したい。
1)大石、昨年までの2年間の通算成績(07年、08年)は、
4勝1敗、防御率0.31、奪三振率14.98、与四死球率2.50
だった。
2)でも今季2試合(対東京大1回戦と今日の対法政大2回戦)の成績は、
0勝1敗、防御率5.14、奪三振率11.57、与四死球率3.86
となり、
3)今季を含む通算成績は、次のとおりとなった。
4勝2敗、防御率0.84、奪三振率14.61、与四死球率2.64
。
そして何より、連続イニング無失点記録が38回2/3で途切れてしまったことが
大きい。
※東京六大学の「連続イニング無失点記録」は53回。この記録保持者は、
慶應義塾大・ 志村亮
氏。
◇ 大石達也
の関連記事「あま野球日記」バックナンバーより。
「大石達也、通算奪三振率14.98」
(2009.4.25) →
こちら
へ。
まっ、細かな数字ばかり気にしていたら、野球なんてやってられないか!
さて、明日(28日)行われる早稲田大vs法政大の3回戦。
先発は間違いなく 斎藤佑樹
(早大)と 加賀美希昇
(法大)だろう。
法政にとって斎藤を叩くには、初回の攻撃が大切。早めに先制点を挙げて
斎藤にリズムを作らせないこと。そのためには、1番・ 和泉将太
(4年、横浜高)
の一打席目に注目したい。
ついでに言うと、もうちょっと内野の守備をなんとかすることも大切。
そして、1回戦での斎藤の 「存在感の無さ」
は特筆ものだった。まるでマウンドで
「眠っている」ように見えた。法政にとって明日は、早稲田に勝利し勝ち点を挙げる
絶好のタイミングだといえる。
一方の早稲田。1回戦で法政・加賀美に最もタイミングが合っていたのは
1年生捕手の 杉山翔大
だった(最終回の同点打だけではない)。だから4番・
原寛信
(3年、桐蔭学園高)の調子が上がらない今、杉山の打席の前にランナー
をためるしか方法はないように思う。
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