■開催中の全日本大学野球選手権は、ついに4強が出揃った。明日(11日)準決勝2試合が行われる。第1試合は東洋大vs九州共立大、そして第2試合は慶應義塾大vs東京国際大。
巷の話題は第2試合、プロ野球の元指導者どうしの対決だ。巨人、ロッテ、横浜でコーチを歴任した 江藤省三
さんが率いる慶應大と、広島や横浜の監督を務め、広島を3度、日本一に導いた 古葉竹識
さんの東京国際大が対決する。明日、できればこの試合を神宮で観てみたい。天気予報は雨のち曇りだが。
■今日、準々決勝で、ボクの田舎・花巻市にある富士大が九州共立大に逆転負けを喫した。以下、時事より。
被災地の岩手から出場の富士大が、土壇場で準決勝進出を逃した。天願の満塁本塁打などで試合を優位に進め、2点リードで迎えた九回。八回から救援した2年高田がつかまり4失点。その裏反撃する力は残っておらず、2年ぶりに決勝に進む望みも消えた。
「あす(11日)試合をやりたかった。震災があってから3カ月となる日だし、地元にいい報告をしたかった」と青木監督。
(以上、時事)
(6月10日、準々決勝)
九州 002 001 004 =7
富士 400 010 000 =5
(九)川満-大瀬良
(富)河野-畠山-高田
■富士大・ 青木久典
監督は、2年前のこの大会でエース・ 守安玲緒
(現・三菱重工神戸、菊華高)を擁して準優勝した。決勝の相手は青木さんの母校・法政大だった。 金光興二
監督との先輩・後輩対決といった側面のある決勝戦だったが、富士大が勝利をつかみかけた終盤、法政大・ 大八木誠也
(現・王子製紙、平安高)の意表をつくバスターが決定打となり、惜しくも優勝を逃した経験がある。
だから青木さんは「今年こそは全国優勝!」と期するものがあっただろうに、今大会もベスト8にコマを進めながら、9回に逆転を許して逆転負けを喫した。 「地元にいい報告がしたかった」
のコメントに、ボクは富士大に勝ってほしかったなぁ~、と改めて思うのだ。
■明日の慶應vs東京国際大も、似たような側面がある。先日のブログに書いたように、東京国際大の 古葉隆明
コーチは古葉監督の三男、そして慶應大のOBでもある。江藤省三vs古葉竹識の図式に、江藤監督と隆明コーチの、慶應大先輩・後輩対決という図式も加わる。
さて明日の結果はいかに?
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