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昨日の朝、娘が「明日からの時間割が書いてある
プリントがない!」と騒いでいた。
よーく考えたら金曜日学校を休んだため
プリントが渡されていないと気づいたらしい。
娘の学校はその週で時間割が違う。
なので週末に次週の時間割のプリントが
渡されているのだった。
なんかそれも変なの、と思うんだけど。
私は何気に「夜にでも友達に電話できけばいいじゃん」
と言った。
夜10時ちょっと前に、私は明日の出勤時間がわからなかったために
店に電話した。
そのときふと娘が友だちに電話したか思い出したら
ちょうど時間割をそろえている娘が
「明日の勉強何かわからないから
教科書全部持って行く~」と言った。
そこで私は「こいつってばか?」と思ったと同時に
頭にきてしまいこう言った。
「あんたなんで友だちに電話してきかないわけ?
だったら教科書が100冊あったらそれ全部
持っていけるの?!早く電話しなさい!」
と言った。
しかし、娘はふくれっつらをするばかりで
少しもその場から動こうとしない。
時計を見たら10時過ぎちゃってるし
今から電話しても友達は寝ちゃってるかもしれない
と思い「はて、どうしたもんか」と考えた。
娘のこういう面倒くさがりなところが私は嫌いだ。
電話することじたい苦手な娘なので
きっとはじめに相手の家の人が出るのがいやで
電話したくないんだろう。
しかし、娘の友だちなんか朝の6時半ころ
電話をかけてきて私は半分寝ぼけた声で対応している。
それでも必要であればきちんと自分から電話をしてくるその
行動は当たり前だと思っている。
なのにそれができない娘に腹が立つ。
なんで「もしもし、○と言いますが○さんお願いします。」
の文章が言えないのか?
夕べ布団に入るとき私は思った。
絶対にこのままで済ますわけにはいかない。
そうだ、明日の朝電話させればいいんだと。
そしてまだむくれている娘に
「明日の朝ちょっと早く起きて電話しなさいよ!」
と言った。
返事もしない娘に「わかった!?」とちょっと大きな声で
叱りつけてすっきりしないまま私も横を向いた。
朝、本当に少し早めに娘を起こした。
「ほら、電話してきちんと聞きなさい。」
起きてはきたがそれでもまだ娘は
電話しようとせず座椅子にじっと座っている。
寝起きの声を聞かせるのもいやだろうと
ちょっとぬるめのお茶を入れて娘に
「これ飲んで声が出てから電話しなさい。」
とお茶を差し出した。
飲み終わってもなかなか動こうとしない娘に
私はよっぽど声を荒げてぶん殴ろうかとさえ思ったが
登校前に不機嫌にさせるのはよくないと思ったので
そこは我慢我慢。
「ほら、もう友だちが家を出ちゃうよ!」
とあーだこーだととにかく説得したのち
やっと娘がのろのろと電話機の前に立ち受話器を上げた。
初めはやはり家の人が出たらしかったけど
すぐ友だちに代わったようで
「へぇ~」とか「男子は?」とか友だち同士の会話になっていた。
電話を切ったあと、安心したようにザックの中の
不必要な教科書を出していた。
そして「なんか自分、福祉委員になったって。」
と言っていたので
「欠席したのによくなれたね」と言ったら
「前の面談のときに後期は福祉委員になりたいって
先生に言ったから、それで先生が黒板に名前を書いたらしいよ」
と言っていた。
「それはよかったじゃん。だったらそこの老人ホームにも行けるねー」
近くに老人介護施設があって毎年学校の生徒が
訪問しているのだが、娘も行きたがっていて
後期に福祉委員になればそこにいけると知っていたので
前期は福祉委員をパスしていたのだった。
そういう優しさはあるんだけどねぇ・・・
学校に行き始めのころ、「こんなに重いの?」
ってくらい教科書が多く、それを背負っていったころ
足の付け根が痛いと言っていた。
それもあったために私は一応心配もしていたのだ。
電話一本すれば無駄な荷物も持たなくて済むし
何も心配することもないのにどうして
たった数分の電話すらできないんだろう。
昔から自分から大人やほかの人に話ができない
娘ではあったが、もう中2なんだし
こういうことも当たり前にできるようにするのも
私の役目なんだな~と思った。
私も面倒くさがりだけど(遺伝なのか?)
こういう日常のことも一つ一つ教えていかなければ。
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