ARCO IRIS

ARCO IRIS

2005年10月06日
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おとといの夜、村のおじさんが亡くなった。

その夜、お酒をかなり飲んで酔っ払い、そのまま隣の村の屋外で寝てしまい、
たまたまその夜は冷たい大雨が降ったので、多分凍死の可能性が高い。
こんなにもあっけなくひとつの命がなくなってしまうのかって思う。
アントニオという名のその人には5歳になるルーシーという女の子がいる。
私が今住んでる部屋は村の保育園の敷地内にあり、常に子供たちと接する環境で、ルーシーもよく私にちょっかいを出してくるいたずら好きの女の子。
アントニオは40歳くらいだったんだけど、ルーシーは第1子。
ルーシーのことをとってもかわいがっていて、農作業の合間によくルーシーに会いに保育園に寄ってくれて、子供たちのために絞りたての牛乳を持って来たり(村には酪農してる家もあるので絞りたての牛乳が飲める)、保育園の料理係の人のために薪(今でも村のほとんどは薪を使っている)を持ってきてくれていたとってもいいお父さんだった。

どうしようもできないことだとは分かっているけれど、馴染みの人が亡くなったということを自分の中で消化していかなくちゃいけないなと思っている。





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最終更新日  2005年10月07日 11時25分56秒


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