バブル崩壊以後 土木建築業界の冬が長すぎたんです。
有能な施工をする人達が高齢化 高齢化の前に 技術や経験を若い人に伝える仕事もなかった。
半値八掛け こんな安い請負が続き 疲弊しきった業界でした。
20年も続けば 有能な下請けとて みな解散やら倒産です。
だから ここ数年の建築や土木の改修 新築に技術が追いつかない。
http://topics.jp.msn.com/wadai/cyzo/article.aspx?articleid=4953998
欠陥マンションが出てくるのは当然ですよ。
施工の精度が下がり 必要な配管スペースを忘れるなんて 下の下です。
20年前なら あり得ない仕事っぷりでしょう。
出来上がりの室内の見栄えばかり 追いかけて 躯体の事は二の次になり
現場監理者も経験不足で 指摘できない。
いささか建築業界に身をおいた者ですから 腹が立ちます。
現場監理者の経験不足でも 下請けが良いと こんな事はちゃんとやってくれたんです。
私が知っている現場で 躯体の打ち込みが間違って 斫り(はつり-コンクリートなどを削り取る事)の費用が莫大になった現場を知っています。
どうなるんでしょうね 強度は。
でも 下請けのプロの技術者がいたからこそ 打ち込みの間違いを早く知ることができたんです。
今は こんないい下請けさんに頼むと 高いですから どうなんでしょうか。
マンションは 売値を設定して 施工価格が決まるので 異常に安いのは怖いですよ。
一時 問題になったアネハの設計もそうです。
坪辺り単価が安いし 広いリビング(柱が少ないって事ですよ)。
これに釣られて 買った人が バカなんです。
屋上のペントハウスなら 柱が少ない間取りは出来ますが 躯体の中に収まるものは階数に応じた強度を優先させるのは当然です。
著名でお堅い設計事務所が監理(管理とは違うんですよ)しているならともかく
設計施工同一だと お手盛りになる危険もあります。
昔の長谷工のように 同一設計で サッシを共通にして 価格を下げるなんて 今はやっていません。
我が家は長谷工ですが まさにこの手法で価格を下げた物件です。
なので 今回耐震検査を受けて 合格判定ももらいました。
間取りが バラバラだと 一戸当たりの単価も高く付きます。
見かけだけで選んではいけないって事ですね。
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