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知人からワラビを沢山頂いたので、保存用に干すことにした。塩漬けと違ってコリコリしていて、その触感が好きである。食べ方は、お昼ごろから水から煮たてて、そのまま放置して、一度水を取り替えてから、煮物料理に使っています。塩漬けは、前の日から塩抜きしないとならないけれど、干ワラビは使う日に用意すればいいので便利です。ただ、最近は陽射しが強いせいか?去年はかなり硬かった。干すと黒いひげのようになり~タッパなどに保管しています。やわらかい方が好き、という方にはお勧めできませんが、食べるとコリコリした触感も捨てがたいですけどね。干しワラビ、今ではネットで買えるみたいです。干しわらび 80g↑こんな風に干すと黒くなるんです。ワラビ採りは面白いですけど、だんだん山道を歩くのが大変。1本見つけると、周囲にいっぱい生っている所が面白い。旬の山菜を採りに行くのは~愉しみでもあるんですよね。私も行きたくなって、うずうずしてきました。北海道ひっぱりダコ
2024.05.31
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我が家の庭に咲く、梅花イカリソウ。[山野草] イカリソウ庭の仕事で半日潰れ、中々本を読めない日が続いていました。やっと、麻加朋「青い雪」を読み終わりました。第25回・日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作品です。避暑地・土筆町に暮らす11歳の柊寿々音。彼女は、年に一度、この町に集まる3組の家族の子供たちと夏を過ごすのが楽しみだった。寿々音が12歳の年、最年少の幼女が失踪した。何日も捜査が続けられたが、幼女は見つからなかった。その6年後、寿々音は一通の手紙を目にした。寿々音が知らなかった、それぞれの家族の秘密が徐々に暴かれる。青い雪 (光文社文庫) [ 麻加朋 ]親が子を虐待する事件が後をたたない。幼い子供を虐待する気持ちがわからない。でも、それは暮らしに困らなかったから~?とふと思う。暮すのにも精一杯、いや食べるのも困っていたら…。いや、親自身も愛に飢えていたからだろうか?ブラックバースデイ [ 麻加朋 ]
2024.05.29
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夫と夫の友人と3人で、近くの山にタケノコ採りに行ってきました。タケノコと私たち道産子は言うけれど、細い笹の子のことを言います。クマ出没のニュースを聞くので、ちょっと怖かったけれど無事でした。茹でて、皮剥いて、この作業が一番大変ですが~毎年5月の楽しみの一つ。年々体は辛くなるけれど、タケノコを食べたい気持ちの方が勝っている。全部一度に食べ切れないから、細かく切ってお砂糖をまぶして冷凍保存。瓶詰より少量欲しい時便利、半年ぐらいはそんなに味が変わりませんよ。厚揚げがあったから、採ってきた日の我が家の定番、銀鮭と炒め煮にする。これ、時鮭でしたら生臭くてダメ、銀鮭でないと美味しくないです。唐辛子を入れて、ちょっと辛味を付けてね。この日の我が家の夕食でした。(ジャガイモと豚ひき肉入りのオムレツ+ナスの漬物、奥がタケノコの煮物)
2024.05.27
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山口恵以子の食堂のおばちゃんシリーズ・5「真夏の焼きそば」読みました。軽く読めるけれど、「食は人なり、人生なり。」こんな食堂があったらいいな。姑の一子(いちこ)と嫁の二三(ふみ)が営む「はじめ食堂」は、昼はランチ、夜は居酒屋、お馴染みさんで持っている素人食堂で、客だった万里も料理人として、今では大きな戦力となっていた。「はじめ食堂」は、お客さんの注文に応じてメニューも変わる。美味しいものを食べて笑顔で帰る常連客が多いのも人気の一つ。ある日、万里の提案で「焼きそば」をメニューに加えることになった。その焼きそばが大好き、という新しい客が毎日のように来るようなる。二三の娘がその客を見て、「爆破事件の逃亡犯にそっくり」と言い出す。二三の娘は、要(かなめ)と言って、ちいさな出版会社に勤めていた。夜遅くクタクタになって帰ってくる要は、「はじめ食堂」で食べる事が多い。担当している作家がその事件を執筆する予定だから詳しく知っている、学生運動の行きがかりで爆破事件に加わり30年も逃亡していると言う。その男はやがて姿を見せなくなった…。他に、禁断のチーズ和え・初めてのハラール・過ぎし日のカブラ蒸し・気の強い小鍋立て、の短編集からなっています。(真夏の焼きそば 食堂のおばちゃん(5) [ 山口恵以子 ])巻末に、簡単に作れる著者のレシピがついています。調理済み焼そば10食山口恵以子さんの大好きなお母さまを自宅で看取った介護する日々、時には鬼となる自分自身、介護する苦悩もカラッと書いています。いつでも母と 自宅でママを看取るまで [ 山口 恵以子 ]
2024.05.24
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直木賞作家・河崎秋子さんの「颶風の王」を読みました。北海道別海町で羊飼いをしながら小説を書いている作家です。この「颶風の王」で三浦綾子文学賞を受賞しています。2024年「ともぐい」で第170回直木賞を受賞しました。「具風の王」の内容はショッキングでブログに書くの躊躇いました。でも、親が子を思う気持ちが根底にあるので取り上げてみました。明治の初め、捨造という18歳の青年が実母と会うのは雨の日が多かった。母は、祖父母の暮す屋敷の奥の薄暗い部屋で、ひっそりと暮らしていた。捨造が母を訪ねていくと、母は嬉しそうに「捨造が来た~」と喜んでくれる、自分を生んでくれた実母がいるのに、捨造は小作農家に養子に出されていた。捨造の母は裕福な庄屋の娘で、父親の認めない男と子をなし、駆け落ちをした。母が起こしたその事件が母の父親の怒りをかって、母と息子は親子として一緒に暮らすこともできず、祖母の優しい計らいで時々は家で会うことは許されていた。貧しいながらも大事に育ててくれた養父母は、やがて相次いで亡くなってしまう。一人になった捨造は、小作人としてこのまま一生を終えるのか?と悩み考えた。ある日、新聞記事に載っていた「北海道への開拓民募集」の記事が目に留まる。北海道へ行ってみたい、強い衝動を覚えて、その新聞を持って母の元に駆け込んだ。北海道へ行く決心をした捨造に、母は厚い手紙の束を持たせ、祖母は選別を渡した。家を出てから捨造がひろげた母の手紙には、捨造を産んだ経緯が書かれていた。なんとなく噂話で耳にした話とは違い、捨造は母の切ない心を知って涙を流した。やがて捨造は根室に住み着いて、馬と共に生きる道を選び、その子孫も馬と生きた。6世代にわたって馬と共に暮らした人たち、哀しくも数奇な人生を描いた作品です。颶風の王 (角川文庫) [ 河崎 秋子 ]ともぐい [ 河崎 秋子 ]ウドを知人から頂きました。早速、穂先を天ぷらにして食べました。青いのがウドですが~わかりずらいですね。刺身用の海老を買ってあったので、海老も天ぷらにしました。少し余ったので、翌日のお昼は天ぷらそばにしました。【即納】【2024春夏新作】AGAWD アガウド ドレープスカート タックスカート ロングスカート タイトスカート タイト ハイウエスト レディース 春夏 夏 ゆったり ロング ロング丈 きれいめ 大人可愛い ホワイト 白 黒 ブラック
2024.05.23
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2~3日前、お天気がいいので清田区にある樹木センターに行って来ました。思いがけず、まだ八重の桜が咲いていて、ゆっくり楽しんできました。藤の花を目当てに来たのですが~藤の花はまだ少し早かったです。その代わりに、ヤマブキの花が新緑の中でとても綺麗でした。樹芸センターの横に「山野草」の園芸屋さんがあります。そこのお店を覗くのも楽しみの一つです。サクラソウの苗が売っていたので買ってきました。平岡樹芸センター:清田区平岡4条3丁目(1ポット)日本サクラソウ 二色咲きバイカラー園芸種 9cmポット苗 桜草/プリムラ/※今季開花終了 5/18葉が展開中帰ってからは、読みかけの「正体」を読みました。染井為人「正体」のページはこちら
2024.05.19
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亀梨和也さん主演連続ドラマ原作・染井為人さんの「正体」を読みました。ドラマは見ていないのですが、たまたま本屋さんにあったのが目に留まりました。正体 (光文社文庫) [ 染井為人 ]読み終わった時涙が出て、親しい人を亡くしたような気持になりました。2歳の幼児とその両親の一家3人を殺し死刑判決を受けた少年が脱獄した。彼は転々と居場所を変えて、職を変えて、名前を変えて生き延びていた。殺された夫の母親が同居していたが、押し入れに隠れた彼女だけ助かった。一時娘の所に身を寄せていたが、グループホームに入所して暮らしていた。彼女は認知症と思われ、物忘れが多く、事件の記憶をなくしていた。逃亡中の少年は、中々見つからず、様々な場所で潜伏生活が続いていた。発見されそうになると…上手に逃げ切り、また違う場所へと逃亡した。逃亡先で一緒に働いたことのある人々は、皆一様にいい人だった、という。彼が殺人犯だとは到底思えないし、思いやりのある優しい人だったとも言った。次第に少年が何故そんな惨殺な事件を起こしたのか?人々は疑問を持ち出した。工事現場、スキー場の旅館、新興宗教の説教会、グループホーム等で働く少年、誰もが信じられない思いであったが…一人の弁護士が彼を助けようと立ち上がる。それぞれの職場、きちんとした履歴書の必要のない劣悪の条件の職場でも文句を言わず働く少年は、何故か分厚い法律書を持ち、人々の窮地を救うのだった。転々と職場を変えて、犯人に似ていると疑われ、発見されそうになると逃げる。まるで昔あったアメリカのテレビドラマ「逃亡者」を見ているようでした。無罪なのに有罪、それも死刑判決を受けた少年の冤罪事件を扱った作品です。「無実」を訴える少年、警察の在り方、最後の悲しい結末に涙を誘います。正体 (光文社文庫) [ 染井為人 ]染井為人さん:1983年千葉県生まれ、芸能プロダクションにで、マネジャーや舞台のプロディーサーを務める。2017年「悪い夏」で横溝正史ミステリー賞受賞デビュー。悪い夏 (角川文庫) [ 染井 為人 ]海神 (光文社文庫) [ 染井為人 ]正義の申し子 (角川文庫) [ 染井 為人 ]
2024.05.17
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村山由佳さんの吉川英治文学賞受賞作「風よあらしよ」を読みました。女性解放運動家・伊藤野枝の激しく生きた28年の生涯を描いています。風よ あらしよ [ 村山 由佳 ]福岡出身の伊藤野枝は、英語教師だった辻 潤と駆け落ちして、嫌な婚家を飛び出す。暮らしに困り、平塚らいてうの主宰する「青鞜」で働くようになり、仕事に没頭する。やがて、妻と愛人を持ち自由恋愛を理想とするアナキスト大杉栄と出会います。二人はしだいに惹かれあい、夫と幼い子がいながら大杉と恋愛関係になります。作品の中で野枝は身なりにあまり構わず、いつも垢じみた着物姿である、という描写がよく出てくるから、そんな女性に男の人が惹かれるのかな?と不思議だったし、大杉も描写が魅力的ではないし、理解できない部分でした。野枝は、辻潤と駆け落ちする前にも結婚していて、嫌で仕方なかった気持ちを辻潤に相談しているうちに、教師だった辻潤を好きになり、押しかけている。写真を見ると、きりっとした彫の深い顔立ちだし、美人の部類に入ると思う。でも、大雑把で飾らない性格が、かなり男性からも好かれていたようだ。妻と愛人にも野枝との恋愛は認めろ、という大杉栄は随分と勝手な人間に映る。そして「ひっひつひ~」と笑う、という大杉栄にげんなりしながらしながらも、最後まで読むと、二人は同志愛で結ばれていたのかな~?と腑に落ちた。3度の結婚、7人の子を産んで、最後は憲兵大尉・甘粕正彦に二人は殺されます。名前だけしか知らなかった伊藤野枝という人の慟哭が聞こえてくるようでした。28歳という年齢で激しくも短い生涯を終えた伊藤野枝という女性の一生の物語で、大杉の愛人だった人は野枝の存在を嫉妬して、四角関係の果て大杉を刺してしまう。自由恋愛のテストなどと言って随分と無責任で嫌な男という印象しかなかった。このようなドロソロした男女関係があり、そんなことに躊躇しないで大杉との間の子供を次々産んでいく逞しさは、圧倒されながらも見事だと思いました。途中で読むのをやめようかと思いましたけれど、読んでいるうちにだんだんと、どんな批判を受けても自分の生きたいように生きた野枝に魅了されていました。歴史の教科書からは得られない明治・大正時代の日本人の生の歴史が学べます。風よ あらしよ [ 村山 由佳 ]村山由佳さんの作品は、以前は魅かれ随分と読みました。でも、最近は内容についていけなくて読んでいません。久しぶりに村山由佳さんの作品を読んで、また読んでみたくなりました。こちらは、結婚した男女のありそうな気持ちのすれ違いが描かれています。Row&Row [ 村山 由佳 ]この作品が好きです:【中古】天使の柩 / 村山由佳
2024.05.11
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映画「ドラゴン・タトゥー」のハリゥッド版DVDを見たら、原作も読みたくなりました。ドラゴン・タトゥーの女 【DVD】図書館で映画の原作「ミレニアム1、上・下」を借りてきて読み終わりました。殆ど映画と同じ内容ですが、翻訳物特有の難解さで中々読み進めませんでした。何度も後戻りしながらも読んでいるうち、映画を見ていたから理解できたかな?背中一面にドラゴンの刺青、それを取り囲むような小さな刺青をしていて、顔や身体にピアスをいくつもしている小柄なリスベット・サランデル。彼女はフリーの調査員で、何故か弁護士の後見人がついています。無表情で黒づくめ、殆んど笑わないドラゴン・タトゥ―の女・リスベット。映画を見ていて彼女に惹かれ、彼女の人生に何があったか?知りたくなります。それで、今は2作目「ミレニアム2、上・下」を読んでいるところです。この2作目でリスベットの過去が暴かれて、痛みと共に怒りも覚えました。作者のスティーブ・ラーソンは、この「ミレニアム・3部作」を書いて亡くなりました。スエーデンでもベストセラーとなり、今では色んな国々の読者が増えているそうです。我が家の小さな畑では、アスパラガスがぽつん、ぽつんと顔出しています。アスパラをサランラップに包んで、電子レンジでチンしてサラダで食べました。ほんの飾り程度だけど、自分で作った野菜を食べる愉しみを味わっています。晴耕雨読…晴れたら庭仕事、雨の日は読書して、「ミステリー」は疲れ治し、やっと北国の春の喜びを嚙みしめることができるようになりました。
2024.05.03
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