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チンパンジー、ほかの類人猿よりむしろ人間に近いチンパンジーとほかの類人猿との関係を調べた米ジョージア工科大学の研究者チームによるリポートで、チンパンジーと人間との関係は、チンパンジーとそのほかの類人猿との関係よりも、より密接である可能性があることが分かった。 米ジョージア工科大学の研究者チームが科学誌に発表したリポートによると、同チームは、チンパンジーが、ゴリラやオラウータンよりも人間に近い遺伝学的証拠を発見した、という。分子時計などを研究した結果「人間とチンパンジーは、ゴリラやオラウータンよりもゆっくりと進化してきたようだ」と結論づけている。 専門家の間では長らく、人間とチンパンジーのDNAはかなり共通する部分があるとされていた。類人猿というと、オランウータン、ゴリラ、チンパンジーでございますが、その昔は人間と一番近いのはオランではないか?という説が主流だったそうです。それが、最近は遺伝子の科学的な研究が進んで、実はチンパンジーが一番近いというのが定説になっております。DNAをゲノム分析した結果だと、チンパンジーと人間との差ってわずか1、数%だか、っていう話だそうでして。でも、まあこの三種と人類とを比較すると、なーんとなく生態的にはチンパンジーがやはり一番近い印象がしますね~。集団活動で雑食で、わりと他に比較していろんな環境に対応しやすいとことか、好奇心が旺盛なとこなんかが。しかし、人間とチンパンジーとが幾らDNA的に近いとは言ってもそこには大きな深い差があるのは明確でございます。それは、何かというと人間は知識を外部へと蓄えて次世代に持ち越す技術・能力を持ったから。DNAにも、生き残るための情報は刻み込まれているわけですが、それはかなり限られているわけですが、人間は外部に情報を残す手段、言葉、絵、そのうちには文字、を生み出した結果、何世代にも渡りその情報を共有し、さらに深めて広めていく事が可能となった、そして現在にまで至るわけでして。まぁそれが本当によかったことなのか、どうか?はいろんな観点からの評価が下せるだろうから何とも言えませんがねぇ~。でも、やっぱり人間だって動物の一つの種類なんだよね、当然だけど。と、あらためて思ってちょっとほっとした私でございます(笑)
2006.01.24
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犬猿の仲“応用”農作物守れ 静岡市静岡市は、農作物を食い荒らすサル被害対策として、山間部の飼い犬に特殊な訓練を受けさせて野に放ち、サルを撃退させる「犬猿の仲大作戦―モンキードッグ育成事業」を平成18年度から実施する方針を固めた。当初予算案に盛り込みたい考えで、担当課が調整を進めている。 市民の飼い犬を対象に募集するモンキードッグ候補は、警察犬訓練所で約3カ月間にわたって特訓。▽サルを発見したら追い払う▽人に危害を加えない▽追い払った後に、自力で飼い主のもとへ戻る―といった能力を身に付けさせる。訓練後は「市飼い犬条例」の特例規定を適用し、サルの被害が報告された地域に限って放し飼いを認める。 長野県大町市などが既に同様の事業を展開し、一定の効果を上げていることから、市も検討を始めた。他都市の報告によれば、柴犬やビーグル犬など、放し飼いにしても人に威圧感を与えない中型の狩猟犬が適しているという。 モンキードッグ養成には、1匹あたり15万円程度の訓練費用が必要で、市は養成を希望する飼い主などに訓練費の8割を補助する方向で検討を進めている。18年度はモデル事業として3匹程度を養成したい考え先日、同じく静岡の地方新聞で「猟師の後継者不足」という記事も載っておりまして、猟師さんが不足して何か困るかというと・・・牡丹肉とかいった野生系のお肉や毛皮が手に入りにくくなるっていう事ではなくて、有害野生動物の駆除が出来なくなるのが困る、という記事が載っておりました。まぁ、私的な思考としては、まず殺すよりも近寄らせない方法を試して欲しいと思うので、今回のこの方法は試してみる価値はあると思います。でも、サルってかなり頭がよいから《馴れ》ちゃう可能性もありますね~。サルはヘビが大嫌いというのも、動物系バラエティ番組でやっていたような記憶がありますが、まーヘビ放し飼いっていうのも大変ですし、やはり犬なんでしょうな~。元々、人間との接点の歴史が古く、ある程度向こうも人間という存在に慣れていて、人間の手でコントロールが比較的可能な犬やネコや家畜などと違い、野生動物は人間と接近するとトラブルになっちゃう事が多いですからね~。基本的には、お互いに手の届かない距離で、たま~に遠くからお互いをチラッと一瞬見かける程度、というのが日本の場合は一番いいのかもしれません。そういえば、以前、山間部の廃校になったような建物を低価格で借り受けてそこを保護犬などのシェルターにしたらどうか?という計画がある、というのを聞いた事がありますが、もし実現可能だったとしたら、その保護犬の中から才能がありそうな犬を選んでこのモンキードックとして教育してもいいかな~?と思いました。で、必要があればそこの地域にお貸しする、という感じで。聴導犬は、実際保護犬から育てているっていう例もあるそうだし。って言う前に、シェルター計画の方が先か~。あ、今までニュースソースはリンク貼り付けだけにしていましたが、わりとすぐ元記事が消去されてしまうので、今回からニュース本体もブログに貼り付けさせていただく事にしました。長くなっちゃいますが、ご了承下さい~。
2006.01.13
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くさる、ってどんなこと?「くさる」という、どうやら子供向きの絵本か科学系の本の感想文らしいけど、偉いなぁ、この子!!と感心しました、でも、この感想文を書かせるだけの要素がこの本には詰まっているのかもしれません。「食物連鎖」というのはよく聞く言葉ですが(ピラミット型に図に示されていたりする)これは食物連鎖のうちでも「捕食連鎖」(ちょっと不確かです)でもって、いわゆる食うか食われるか、の弱肉強食ですな。一方、食物連鎖には「腐食連鎖」つまり、死んだ動物、枯れた植物などを分解してそれを食事とする分解者という者も存在します。彼らがいるから、地球上にはどんなに動植物が死んでも死体で満ち溢れる事はない。そして、植物→草食系の生物→肉食系生物→さらに大きな肉食系生物、でピラミッドは頂点に達し、一見そこで完結したかのように見える連鎖は、実はまた逆転し、肉食動物は死んでそして分解者達がそれを食べ、その分解者達の排泄物が植物の養分となり植物は成長し、また新たに生命のエネルギーは続いていくのですねぇ~、という真理をしっかりすでに小学二年生にしてしっかりと学んでいるのですねぇ~、エライぞっ!!「腐る」っていうのも大切なんです、ほんと。「腐る」のも「死ぬ」のも、またそれがちゃんと次の「生きる」「育つ」につながって大きな環となっているのですねぇ~、ほんと。そして、この環からはずれているのは・・・人間だけなんだろうなぁ~。
2006.01.11
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