天声獣語
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まだ、ネットのニュースとかではあまり出てこないけど(というか、出す気がないのかもね)EU地域で、化粧品関係における動物実験全廃、さらには動物実験を行っている商品の輸入禁止の法律が制定されたとかで、日本でもそれを受けて、化粧品の動物実験廃止の動きだそうでして。EU諸国が、自分達の作る分には禁止だけでなく、輸入禁止まで含めてくれたところで日本も動いた、という事かな?という気もします。「動物実験禁止」っていうと、すぐ「じゃ、薬とかすぐ人間に使って毒性があったらどうするんだ!!動物のために人間の命を危険に晒していいのか!!」と反応する人がいると思いますが、今回は「化粧品」ですからね~。化粧品の毒性の検査のために動物実験が果たして必要か?という基本を考えて欲しいです。病気を治すための新薬の開発のためにはどうしても動物実験を行う、っていうなら、まだ少しは「人間の命と動物の命をはかりにかけて・・・」の説得力がそれなりにありますが、それが化粧品、別にそれがないと命にかかわるもんじゃない商品のために動物の命を消費しているとすれば??そーいう実験までしないと、ヤバくて使えないような新成分を配合した商品が果たして必要ですか??そこまでして、美しくなりたい?アンチエイジングしたい??私は、化粧品関係は以前からBODY SHOP製品とかを使ってしますが、その理由は「動物実験を行っていない」と名言しているからで、そーいう会社の中でも比較的入手しやすい、というところからです。何故、動物実験をしないか?の理由は、こちらに書かれています。テレビなどでシャンプーや化粧水の宣伝などで「新成分○○が、お肌の潤いを守ります」等々と言ってるたびに、イヤーな気分になりましたが(そーいうのはメーカーが自ら明記しない限り、動物実験を行っていることは間違いない)これからは、少しはマシになりそうです。重ねて書きますが、動物実験がどうしても必要というケースはあるとは思います。でも、だからといって、無軌道にすべての実験を行う事を野放しにしたままにしておく免罪符にはならないと思います。そのためには、今後は化粧品以外でも、動物の命を使った他の研究実験に対する妥協性、実用性とかをもっと透明化して第三者がその是非、必要性の有無を判断する規定とかが出来ていけばいいな~と思います。
2009.07.05
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