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ジョン・ウェットン最後の輝き(?)などと評価されている
「ライヴ・イン・モスクワ 1990」
(国内盤)がリリースされました。
輸入盤ではすでに2タイプがリリースされていましたが、
今回、ビデオアーツ(販売はコロムビア・ミュージックエンターテインメント)から、
まさに最終決定版ともいうべき日本語字幕入り版がリリースされました。
これと全く同じDVDが、今年、Eagle Visionからリリースされましたが、
同じ様に日本語の字幕(消せない)が入っていました。
なのでマスターは、国内盤LDから落としたものと思われます。
(この件については今回リリースされた国内盤の解説にも同様の説明あり)
収録曲は以下の通り
・時へのロマン
・孤独のサヴァイヴァー
・ベイビー・ブルー(ピアノ・ソロ)
・デイズ・ライク・ディーズ
・ランデヴー6:02
・ヒート・ゴーズ・オン
・ブック・オブ・サタデイ
・プレイン・フォー・ア・ミラクル
・ゴー
・嘘りの微笑み
・永遠の輝き
・ヒート・オブ・ザ・モーメント
全12曲
まさにベスト・オブ・エイジアともいうべき内容。
1990年11月9日、モスクワのオリンピック・スタジアム(1万人収容)にて、
敢行された貴重なライブの映像集です。
崩壊へと向かう末期のソ連社会をうかがい知ることができる
モスクワ庶民たちの姿も捉えられています。
富める者は富み、貧しいものはさらに貧しくなる旧ソ連の状況は、
そのまま今の現実にも重なります。
だからといって共産主義を美化する気持ちにはなりませんが…。
2日間のライブで2万人(?)を動員したのかどうかはともかく、
ともかくライブ会場でエイジアの楽曲に狂喜乱舞するオーディエンスの姿は、
日本のファンを含め、万国共通であるなと思います。
特にウェットンがクリムゾン時代に書いた「土曜日の本」を弾き語る場面で、
ステージに駆け寄りウェットンに敬意を表するシーンはとても印象的。
演奏面でいえば、なんといってもウェットンのヴォーカルとベースにつきます。
「Sole Survivor」ではヴォーカルの合間に巧みなオブリガードを入れ、
「Heat Goes On」ではギターパートまで弾いてしまうメロディアスなベースを披露、
そのほか「Go」での弾き倒しベースソロ、
「Open Your Eyes」での流れるようなベースさばき、
「Heat Of The Moment」で見せた新境地。
解説氏の言うとおり、この頃、ウェットンの歌とベースはピークだったかも。
しかし別の意味では、これ以上、エイジアをやっていては進歩しないと感じ、
エイジアとしての活動を休止してソロに転じたのではないかと思っています。
(当時、ウェットンはエイジアを脱退したとは宣言していない。)
参考までに映像的には最高に良いです。
惜しむらくは、アルカンジェロからもリリースされた
Classic Rock Legends盤にはボーナストラックで収められていた
新曲「キャリー・アン」のプロモが入っていないということ。
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