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ルポ貧困大国アメリカお正月という連休もあり、多読しています。結構売れているというこの本ですが、極端な民営化路線によりいろいろな弊害がアメリカ国内で出ているということのようです。確かにオバマ氏が大統領になったというのもうなずける気がしますが、正確なことはわかりません。ただ、現在の日本も着々とアメリカのような行政サービスを民営化または民間企業に委託をするという路線に変更されていますので将来の日本の姿なのかも・・・本書にある奨学金を使って大学を卒業しても正社員としての職がなく、パートタイマーのような低賃金の職で生計を立てているという話があり、低賃金のために奨学金のローンを返すことができないというジレンマに陥っているということが書かれています。また、アメリカでは破産宣告を受けても、奨学金は免除されないとまであります。アメリカでは、軍隊に入らせるために、高校にスカウトマンがいて、貧困層の学生に奨学金で大学に行かせてやるとか、軍に入れば、それなりのキャリアを積むための職業経験ができるとかいろいろと甘言を行って、軍隊に入らされているんだとか。読んでいると、日本もそうなるのかなぁ~とちょっと不安になります。ちょっと政治的になってしまいますが、今後行われる選挙への投票を考えるうえでも読んでおかれるといいと思います。私個人としては、スウェーデンのような真の意味での社会民主主義国家を目指してほしいところです。
2009.01.02
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新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。「格差突破力」をつける方法 819円ちょっと面白半分で読んでみましたが、ちょっと過激な感じがありますが、一理あるなぁと思いました。ゴア元副大統領の「不都合な真実」をもじった世の中の「不都合な真実」をいろいろと指摘していますが、なかなか面白いです。「不都合な真実」については本書を読んでほしいと思います。たとえば、右翼や愛国心について言及しています。著者は今の閉塞感のある日本であれば、ローリスクの公務員のような職を得るか海外に働きに出る方法を考えてはどうかと提案されています。(筆者的な英語を身につける方法まで一応書いてあります。)ハイリスクの高い成り上がりセレブを目指そうとするのはやめたほうがいいと言っています。著者のいうことはなかなか難しい感じですが、一読してみると結構いいかもしれません。
2009.01.02
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