暁太郎の日記随想

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暁1929

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コースケ@ お、俺のおtmtmがぁ――!! もう、もう……なんも出まへぇーん!(TT…
ゆう@ とうとう出ちゃったね うわさは本当だったよ。 http://himitsu.…
kissakem @ 6カ国協議延期と核保有宣言 暁さんのご意見に同感です。相手のあるこ…
中澤 照道@ Re:14日の日記(01/14) 相撲がお好きなようですね、私も相撲は大…

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2004/12/19
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カテゴリ: カテゴリ未分類
《笑う角には福来る》笑いの科学
 旧満州新京第二中学校同窓生で、世界的な実績を上げておられる堀内ドクターが同窓会誌《楡ニュース》に「笑いの科学」として一文を載せてくれた。興味のある話なので皆さんにご披露したい。
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 笑いにも科学があるのでしょうか。実はあるのです。東京の医科大学に落語好きの先生がいます。人気の落語家とも懇意にしています。その先生は、関節リュウマチという病気を専門にしています。

 関節の痛みに悩まされている患者さんは、毎日いらいらして、不眠が続き、気分が落ち込んで、食欲もなく笑顔もありません。そこで、この患者さん達に落語を聞いてもらって気分転換に役立てたいと考えました。

 早速、知人の落語家一門の人たちに交代で病院に出張してもらって、定期的に《病院寄席》が開かれるようになりました。落語を聞いていた患者さん達の顔は、次第に明るくなり、睡眠が取れるようになり、食欲も出てきました。

 更に不思議なことは、関節の痛みが軽くなったと訴える人が多くなったのです。その先生は、これらの患者さんの変化を科学的に証明しようと考えました。そして落語を聞く前と、聞いた後での患者さんの血液中の色々な成分に変化が見られるか、どうか調べました。

 その結果、リュウマチの関節内の炎症を促進している幾つかの悪玉物質の値が正常値に近くまで下がっており、反対に気力を失っていた幾つかの悪玉物質の値が正常値に近くまで下がっており、反対に、気力を失っていた免疫機能を高める善玉細胞の活性が上昇していたことが判りました。今まで考えもしなかったデーターが出たのです。この先生の笑いの効果に関する一連の研究は、10年以上も前に発表されましたが、その論文は、外国の医学雑誌に掲載され、反響を呼びました。

 病気の治療に薬剤の投与や手術などは必要ですが、日常生活の中にある笑いが、強力な補助療法であることを化学的に証明したわけです。この事実に端を発し、笑いの科学は徐々に普及し《笑いの学会》まで出来ました。



 昔から《笑いは健康の元》とか《笑う角には福来る》と言われているように、大いに笑う機会を作ろうではありませんか。老化防止にも役立つことは間違いありません。





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Last updated  2012/04/07 10:26:38 PM
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