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淡路島の初夏を代表する果物、びわ。古来より万病を治す食物として、三千年も前から古い仏典に登場。大変優れた薬効を持つことが知られています。仏典では樹が「大薬王樹(だいやくおうじゅ)」、葉は全ての憂いを取り除く「無憂扇(むゆうせん)」と名付けられ、絶大な癒しの効果をうかがい知ることも。淡路島のびわは、明治30年頃に島の北部で“田中”という品種が導入、栽培されたことが始まりと言われます。泉砂礫(いずみされき)と呼ばれる水はけの良い土壌の急斜面に栽培され、山々が風を防ぎ適度に陽光を浴びることから良質なびわへと育ちます。びわ狩りが愉しめるのは、梅雨入りするまでの半月~1ヶ月程度。期間限定の味覚狩りを、今年はぜひ淡路島で体験してみてはいかがでしょうか。※ご予約が必要となります。また収穫の時期等変動する場合がありますので、お越しの際は事前にお問合せください。※シーズンによってびわの実が少ない場合もございます。● 古川農園・所在地:兵庫県淡路市岩屋3187-1・開園期間:6月中旬~7月初旬を予定・開園時間:10:30~日没 ※閉園は季節により異なります・入園料金:大人(中学生以上)1,500円、小学生900円、3歳以上500円 ※30分食べ放題/お持ち帰り分は別売り/要予約・お問合せ:0799-72-4192・公式HP:http://furukawa-nohen.sakura.ne.jp/● 大石びわ観光園・所在地:兵庫県淡路市野島蟇浦885・開園期間:6月上旬~下旬を予定 ・開園時間:9:00~17:00(最終入園 16:30)・入園料金:大人(中学生以上)1,500円、小人(4歳以上)700円 ※30分食べ放題/お持ち帰り分は別売り/要予約・お問合せ:0799-82-1560・参考HP:https://www.awajishima-kanko.jp/manual/detail.php?bid=588&lid=&at=● はいばらびわ園・所在地:兵庫県淡路市野島蟇浦883・開園期間:6月中旬~下旬を予定・開園時間:9:00~16:00・入園料金:大人(小学生以上)1,700円 ※お持ち帰り分は別売り/要予約・お問合せ:0799-82-3051・公式HP:http://remyme.web.fc2.com/
2019.05.31

淡路島の初夏から初秋にかけての食の主役のひとつ「鱧(はも)」。活発に動き回り栄養を蓄えるこの時期は身が太り脂ものってひときわ美味しさを増す島のブランド食材です。旅先でその地その時期ならではの旬の食材・料理を愉しむのは旅の大きな醍醐味。白身で淡白ながらも上品な味わい深さ―。どんな料理法にも応えてくれる食の優等生を本場淡路島でぜひお愉しみください。● 鱧すき鍋鱧が美味しくなるのと同じ時期に島内で収穫が始まる淡路産の玉葱と鱧を割り下で一緒に煮こむ鱧すき鍋は、ここ淡路島地方で古くから受け継がれてきた郷土料理。玉葱と鱧のアラから炊き始め、玉葱の甘味と骨の旨みが充分にだし汁へ移った頃に鱧の身を入れます。熟練の腕で骨切りされた身に熱が通り牡丹の花弁のように花開いたところを頂きます。口の中でホロリとほぐれるほくほくの食感。鱧の持つ上品でほのかな甘味が淡路産玉葱の甘みにより一層引き立てられ、何とも言えない美味しさです。● 鱧の落とし沸騰した湯にさっとくぐらせて、身が花ひらいたところをすぐに氷水に浸けて引き締めることで鱧が持つ独特の旨みを存分に味わえる鱧の落とし(湯引き)は、柔らかな身と共にコリコリとした皮の食感が味わい深い。よく脂ののった上質な身は梅肉の爽やかな香りと相性抜群で、その豊潤な味わいは鱧好きに限らず万人に愛されてきた逸品です。小骨の多い魚でありながら、その存在を感じさせないのは「骨切り」という熟練の技術があってこそ。一寸(約3センチ)の間に20~25の包丁を入れ、皮は切らず身だけを切るこの技術は「骨切り10年」と言われるほど高度な職人技。そんな難しい技術を当たり前のようにこなす職人が数多くいるのも、長い年月をかけて育まれてきた鱧文化が淡路島にしっかりと根付いているから。● 鱧の薄造り薄造りにしてもしっかりとした食感と旨みを愉しむことのできる鱧の薄造りは、新鮮な鱧と料理人の熟練した技術のどちらが欠けても味わうことのできない芸術品。ポン酢につける前に、まずはそのまま数枚まとめて舌全体でその旨みをじっくりと味わってみてください。鱧好きには堪らない一品です。● 淡路玉葱と鱧の子の玉子とじ新鮮な鱧の子(卵)と淡路島産の玉葱を玉子でとじた旬の味覚のマリアージュ。産地淡路島ならではの贅沢な一品です。濃厚なエキスを含んだダシとともに今ここで味わってこそ意味のある自然の恵みの競宴をお楽しみください。● 鱧の天麩羅サクサクの衣の中に旨みを包み込んで閉じ込める鱧の天麩羅。食べた瞬間、鱧の旨みが口の中にジュワッっと広がります。>>>渚の荘 花季で愉しむ活鱧料理プランはこちら<<<≪祇園祭とはも道中≫淡路島から夏の京都へ。別名「鱧祭り」と呼ばれる祇園祭と「はも道中」。夏の京都で有名な鱧料理。まだ交通手段が発達していなかった昔は、夏の炎天下の中で京都まで生きたまま運ぶことのできる魚はほとんどありませんでした。しかし生命力の強い鱧は京都についても生きていたため、鱧料理の文化が発達していったそうです。そんな関西の夏の味覚、鱧の本場は淡路島。今でも淡路島から祇園祭でにぎわう京都の八坂神社に淡路島の鱧を奉納する「はも道中」が行われています。平安時代をイメージした狩衣姿の一行が鱧の入った竹籠を担ぎ、「淡路島から、はも道中」と口上を述べながら八坂神社と南座の約400メートルを練り歩くはも道中は、「御食国」淡路島と京都を繋ぐ毎年恒例の食の祭事です。≪鱧にまつわるエトセトラ≫「なぜ 淡路島の鱧は市場で最高級の評価を受けるのか?」それはハモが住処にしている海底の泥の質に影響されています。主な漁場である淡路島南部や沼島地方はその地形から潮流が早く、海底の水の流れに澱みがない。いつも新鮮な海水が供給されています。またエサとなる甲殻類や魚もとても豊富で美味。そんな環境が最高の 鱧 を育てているのです。「鱧ってどんな魚?」ウナギ目ハモ科に属し白身で淡白、ほどよい脂がのった鱧は 淡路島を代表する食材。調理の幅が広く多彩な味を愉しむ事ができます。栄養価が高く、肌の老化防止に効果のあるコンドロイチンやビタミンAも豊富に含む美容食でもあります。春になると外海から淡路島沿岸に入ってきて、活発に捕食して産卵(7月~9月)のために栄養を蓄えます。昼間は底に潜り、夜に餌を求めて泳ぎ回る鱧。それを伝統の延縄漁法で身を傷めないように一匹ずつ丁寧に釣り上げます。この努力があってこそ最高の鮮度を保ったまま、漁場から料理場まで活きた 鱧 が運ばれるわけなのです。そんなハモ文化が根付いた淡路島は、三百年前からずっとハモの本場でした。1697年発刊の「本朝食鑑」には、なんとすでに『淡路島のハモ』についての記載があります。>>>渚の荘 花季で愉しむ活鱧料理プランはこちら<<<
2019.05.22

「多くの方々に、海を見ながら、波音を聞きながら、のんびりとした時間を過ごしてほしい」――そんな想いからスタートした「うみぞら映画祭」。今年も5月25日(土)と26日(日)の2日間、洲本市の大浜海岸をメイン会場に開催されます!「うみぞら映画祭」の見所は、何といっても波音をBGMに自然の中で映画を楽しめる“海の映画館”。海の上に巨大なスクリーンを浮かべて砂浜から映画を楽しむ、全国的にも世界的にも珍しいその日限りの映画館です。期間中は、その他島内特設会場での映画上映やグランピング&BBQ、島の味覚を堪能できるグルメブース、インスタ映えするお洒落なナイトマーケット、地場産業「お香」「吹き戻し」「瓦」のワークショップなどイベントも盛り沢山!ご家族でもカップルでもお楽しみ頂ける映画祭へ、どうぞお越しくださいませ。■うみぞら映画祭2019・日時:2019年5月25日(土)~05月26日(日)・上映作品:『ダンボ』『ボヘミアン・ラプソディ』『時代おくれ』(沖縄国際映画祭2019上映作品・オール淡路島ロケ)ほか・お問合せ:0799-73-6310(海の映画館をつくろうプロジェクト実行委員会)※チケットはインターネットやコンビニ、淡路島内でも販売中。詳しくはイベント公式HPをご覧ください。
2019.05.14

新鮮な淡路島の生しらすを堪能して頂くため始まった、「淡路島の生しらすプロジェクト」。2019年は島内62店舗が参加!各店舗がそれぞれオリジナルの生しらす料理を提供して、淡路島の豊かな“食”の魅力を発信しています。■淡路島の生しらすしらすは本来傷みやすく、釜揚げや天日干しなどの処理をして保存することが多い食材。「淡路島の生しらすプロジェクト」はその常識を打ち破り、獲れたてのしらすが持つ驚きの食感と味を知って頂くべく発足したプロジェクトです。セリをとばす「先取り」という取引方法を活かして水揚げ後スピーディに瞬間冷凍することで、獲れたてそのままの鮮度をとじ込めることに成功。最高鮮度の生しらすだけを使用した料理の数々は絶品の一言。兵庫県のプライドフィッシュにも認定されている淡路島の生しらすを、ぜひお召し上がりくださいませ。・期間:2019年は4月19日(金)~12月1日(日)(予定)・問合せ:0799-72-3420(淡路島観光協会 岩屋案内所)・淡路島の生しらす 公式HP◎グループホテルのホテルニューアワジでは、この淡路島の生しらすをたっぷり使用した「バル特選 生しらす丼」を≪BAR&DINING バル淡道≫にてお愉しみ頂ける日帰りプランを期間限定でご用意しています。ご入浴と生しらす丼を一緒に堪能できるお得なプランをご利用ください。≪グループホテル「ホテルニューアワジ」の日帰りプラン≫
2019.05.08

兵庫県立淡路島公園内にあるアニメパーク「ニジゲンノモリ」に、 大人気忍者アニメ「NARUTO-ナルト-」と「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」をテーマにした新エリア『NARUTO&BORUTO 忍里~SHINOBI-ZATO~』が2019年4月20日にオープンしました!ナルトやボルトの所属する「木ノ葉隠れの里」を舞台に、三階建ての立体迷路「天の巻」や、数々の試練を乗り越えながらアクティビティをクリアしていく「地の巻」の2つのアトラクションを体験できます。エリア内には記念撮影にぴったりの巨大な「火影岩」や、キャラクター原寸大のフィギュア、ナルト行きつけのラーメン屋「一楽」をモチーフとした飲食店、忍里オリジナルグッズを販売するショップも楽しめます。ここでしか出会えない「NARUTO-ナルト-」と「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」の世界を、修行気分で満喫してみませんか?【NARUTO&BORUTO 忍里~SHINOBI-ZATO~】■場所:兵庫県立淡路島公園アニメパーク「ニジゲンノモリ」 ※淡路ハイウェイオアシス/淡路SAより直結■ご利用可能時間:平日・土日祝/10:00~22:00(最終受付20:00)■料金:大人3,300円、中高生1,800円、小学生以下500円 ※要保護者同伴、4歳以下無料(2歳以下は入場不可)■お問い合わせ:「ニジゲンノモリ」運営事務局 0799-64-7061■「NARUTO&BORUTO忍里」特設サイト:https://nijigennomori.com/naruto_shinobizato/またオープンに合わせて、『NARUTO&BORUTO 忍里~SHINOBI-ZATO~』の特別ラッピングバス「かけはしNARUTO(ナルト)号」がただいま運行中!大阪国際空港(伊丹空港)、神戸空港、JR大阪駅などの主要ターミナルと淡路島間を往復していて、ニジゲンノモリや洲本バスセンターに便利にお越しいただけます。≪高速バス「かけはし号」のご案内≫https://plaza.rakuten.co.jp/awajihanagoyomi/diary/201904180000/(c)岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ
2019.05.01
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