2010年07月30日
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高校生の頃、夜、ベランダに出て、風に吹かれているのが好きでした。

階下では公園の木々がざわざわと緑の葉を揺らし、
涼やかな風が、ほおをなでていきます。

それを感じながら、

「今吸い込んだ空気は、マイケル・ジャクソンやマドンナも
 呼吸した空気かもしれないなぁ」

などと思いを馳せていたのです(笑)。

でも、可能性はゼロではありませんよね。

流れていてもよどんでいても、地球の大気は一続き。



いわば、「一つの大きな空気」をみんなで共有しているんですよね。

もう一つ思っていたことがありました。

「足をつけて立っている限り、
 好きな人とも嫌いな人とも、
 同じ地球の上で、つながっている」

どんなに離れていても、どんな人とでも、
「一筆書き」のように、
私たちはつながっているんですよね。

同じ空気を共有して
同じ大地を共有して

体は別々ではあるけれど



そんなことを想っていたのです。

さらに長じて、ユングの心理学では、
「集合無意識」ということで、
意識も奥底で他者とつながっているという
考えがあることを知りました。


人は、「大いなる存在(神)」の一部であって、
それぞれの魂が経験したことは、そこに集まっていく、
というようなことも言われているのを知りました。

「他人も自分も一つ」というのは、
さまざまなところで言われているんですね。


別々の体を持って、別々の経験をしているけれど、
奥底はつながっている。

「あの人」は、自分がしていない経験を、
自分の代わりにしている。

そう思うと、うらやましい人も、「あれは自分だから」と
思うこともできるし、
非道なことをする人も、「あれは私の別の姿かもしれない」と
思うこともできます。

そうすると、自分と異質なものも、
「認める」ことができるんですね。

認めると、うらやむ心や責める心がおさまって、
心がラクになるのです。

なかなか、スピリチュアルな域までは「一つ(ワンネス)」を
実感できません。

けれど、

「同じ一つの空気を共有している」。

というのは実感できるでしょう。

ショボンとしたとき、深呼吸して、

「いま吸っている空気は、自分が大好きな人が
 呼吸したものかもしれない」

と思うと、なんだか呼吸が深くなって、
心が晴れてきます。

好きな人というのは、身近な人でも、
憧れの芸能人でも、海外のスーパースターでも、もちろんOKです。

また、足を下につけている限り、

「大好きな人と、地球を通してつながっている」

と感じることもできるでしょう。


心がラクになるために、

「一つのものを共有している」
「もとは一つ」

そういう視点を持ってみるのも役立つと思います^^。




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最終更新日  2010年07月30日 10時11分36秒
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