2010年08月25日
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「この人は、きっとうつにならないだろうな」

と思う人がいます。

どういう人かというと、「オレ様」な人です。

「オレ様」な人でも、
「自分は良くて、相手は悪い」と思っているのではなく、

「自分が大スキ、周りの人も全員自分がスキ」

と思っている「オレ様」です(笑)。

うつの大きな原因をストレスだとすると、
「何か自分の思うようにならないこと」が起こっているはずです。


1.相手
2.自分
3.環境
でしょう。

たいていは「相手」なのですが、
なぜストレスになるかというと、
「自分の思うようになってくれない」から。

けれど、「過去と他人は変えられない」という言葉もあるように、
人は変えにくいものです。

相手が居丈高で自分が気弱だったら、よけい何もできません。

すると、「自分」を責めるようになります。


「言いたいことも言えないなんて、なんて自分はダメなんだろう」…

それで奮起して、前向きなアクションを起こして、
状況が変化すれば、ストレス源はなくなります。

けれど、変わらなければ

「やっぱり自分は…」



すると、その責める気持ちが心身に影響を及ぼし、
うつ状態を起こしていくのです。

けれど、「オレ様」な人は。

どんなことがあっても、自分が好き。

そして、どんなことをされても、
「愛情の裏返しか?」と思っていたら、
ストレスになりようがありません。

いつも「いい気分」。
だから、うつにはならないでしょう。

…そう考えると、Mっ気がある人も、
うつになりにくいのかもしれませんね(笑)。

私は、 『ツキの天使がやってくる秘密のレッスン』 で、

「人から、「キノコが生えていますよ」と言われても、
 思い当たることがなければ、「はぁ?」で終わります。

 けれど、「変な顔をしていますね」と言われたら、
 ムッとするでしょう。それは、顔を意識しているからです」

というようなことを書いているのですが、
人から言われて「グサッ」とくるのは、
自分もちょっと気にしていているから。

そして、そう言われることを認められず、
抵抗しているからです。

「バカじゃないの?」
と言われて、グサッとくるのは、自分もちょっと思っていたり、
バカにされることを認められないからです。

それで「そんなことない!」と抵抗したら、ストレスになります。

けれど、
「そうかもしれない」と受け止めて、
「直したければ直せばいいし、直さなくてもそれでいいじゃん」
と相手の意見も、自分のことも認められれば、
それは「受け流す」ことになって、ストレスにはならないでしょう。

でも、繊細で内省的だと、真正面に受け止めすぎて
ストレスになり、心身を痛めることにもなります。

それはそれぞれの個性でもあるし、
その経験がきっと未来につながるからこその体験だとは思います。

私は、上司のストレスで、うつ症状にはなりませんでしたが
(プチうつにはなっていたのかもしれませんがf^^;)、
全身に湿疹ができました。

医者に行っても薬が効かず、数ヵ月苦しみ、
「一生治らないのだろうか」
と恐怖したものです。

けれど、別の医者に行って、おそらくステロイド系の
塗り薬をもらったら…。

数日で引いたのです。

それは、「もう充分味わっただろうから、そろそろいいよ」
ということだったように思います。

そしてその経験は、自分の行く道を変えることにもなりましたし、
本にも書きましたし、
こうして今も伝え続ける、大きな糧となりました。

でも、必要な経験だとしても、早目に切り上げられるとしたら、
切り上げたいですよね。

心の本をたくさん読み、心や魂の仕組みを自分なりに理解した私は、
その結果、

・自分に起こる「悪いこと」を、「必要なこと」と認め、受け入れる
・相手を責めたり変えたりしようとせず、自分にできることをやっていく
・行動した自分をほめる
・うまくいくと信じ、「見えない力」にも
 「うまくいくよう応援してください。ありがとうございます!」と
 オファーする

というステップを進むようになったら、
ストレスを引きずらず、物事の解決も早まるようになりました。

ポイントは、起こることも、相手も、自分も責めることなく
(責めるとストレスになります)、
「自分が幸せになるために起こっている」と信じること。

昨日のブログにも書きましたが、「悪いこと」を
「敵」と思うのでなく、「必要なこと」と認めると、
ストレスでなくなり、心がラクになるんですよね。

認めることに抵抗があればあるほど、
「敵」であり続けるので、ストレスは続きます。

もちろん、「認められない」のには、いろいろ理由があるので、
できにくい人も多いと思いますが、
「単純な人ほど、ストレスが少ない」のは確か。

「起こったことは、しょーがないじゃん」
「あの人はそう思いたいんだから、それでいいじゃん」
と、起こったこと、相手を、まずは認めてみる。

「そうまでして、自分に知らせたいなんて、
 自分、愛されているなぁ」
と、「愛の教え」と認めてみる。

「それは、自分に見所があるっていうことだ。
 やれることはやって、できないところは今はそれでいい」
と、自分を認めてみる。

単純でもいいので、まずはそう思ってみると、
けっこううまくいきますよ!


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最終更新日  2010年08月25日 07時50分34秒
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