2010年11月24日
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昨日の続きにもなるのですが、

と思うようになったのは、

「『相手を正しいとすること』が、『認める』ということではない」

ということに気づいたことでした。

「相手をありのまま認めなさい」ということも
言われていますが、
自分だったら許せないような行為をしている人を
認めるのは難しいです。


と思おうとしても、それは自分に我慢をさせることになりますから、
結局は不満になります。

たとえば、自分の自転車のカゴに、
飲みかけのコーヒー缶が置いてあったら、
ムカッとしますし、
失礼な行為をした相手には好意を持てません。

そんな行為を認めるかというと、認めたくありません。

けれど、その人が、

「ゴミ箱に捨てる手間を惜しんで、他人の自転車に捨てた」

という行為は、事実ですから認められます。

その人が、マナーがイマイチな人なんだ、ということは


私が、自分のことだけを考えていたら、
「自転車に手間のかかるゴミを置かれた」ということで、
・労力を奪われる
・心の平安を奪われる
という、失うことだけを考えるので、イヤな気分になります。


文句を言って謝罪を奪い返すこともできません。

すると、イヤな気分になっているだけ、
自分が損なんですよね(笑)。

だから、自分が何とか「いい気分」になる考え方を
してみるのです。

そのときに、「その人はマナーがイマイチな人」と認めてしまえば、

・マナーを教えてくれる人が周りにいなかったのか~

と相手を思いやることもできます。また、

・くそう!私は仕返しできないけれど、因果応報。
 こんなことをする人は、きっと同じような目に遭うのだ!

と思って、溜飲を下げることもできます(笑)。

「カワイソウな人」と思って、ちょっぴり上から目線になったり、
溜飲を下げて、「ヘヘン!」と思うことで、
自分が「得た」「上だ」と思うと、心が満たされて、いい気分になれます。

こんな感じで、「認める」ということで
ストレスを軽減させることができるんですね。

たいていのストレスは、
「相手を自分の思い通りにしよう」
「相手の価値観を自分と同じにしよう」
と思うことが、うまくいかないことで起こります。

けれど、相手を「あーゆー人なんだから」と
認めてしまうと、「欲求の綱引き」をしなくなるので、
ストレスが減るのです。

自分にはちょっとできないようなことをする人も、
「あの人にはあの人なりの理由があるのだから」と
認めて、思いやってみることは、
自分の幅を広げることになり、余裕となります。

そうすると、相手を変えようとせず、ありのままであっても、
許容範囲が広がるので、
ストレスを感じにくくなるんですね。

詳しくは、『「なかなか前向きになれない」と思ったときに読む本』
でご紹介しています。

よろしければ、読んでみてくださいませ~^^。


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最終更新日  2010年11月24日 09時55分37秒
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