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最近、寄せられる相談の中には、原因をただせば幼少時代の親子関係、特に母子関係が大きく影響を及ぼしていると考えられるものが多くあります。人間関係、夫婦関係、自分に対する自尊心の低さ、自信のなさ等、様々な問題の大きな要因になっていると考えられるのです。
母親からの愛情を感じることのできなかった子供は、自分に自信が持てないばかりか自分を好きになることすらできません。また、自分を好きになれないのですから、他人を好きになること等もっと難しいことです。愛情を受けて初めて、人を愛することができるようになるからです。(これを読んでいる方の中には、親の愛情を十分受けてこなかったという方もいらっしゃると思いますが、手遅れだと思わないでください。乗り越えることはできますから・・・。)
「イエスタデイ・ワンス・モア」等で有名な歌手カーペンターズの妹カレンは、1983年、32歳の若さで心不全のため亡くなりました。カレンは、拒食症を患っていました。亡くなる直前、病床で母親に「お母さん、私だけのお母さんでいてね・・・。」と言ったそうです。カレンは、両親からの愛情を感じていませんでした。小さい頃から厳しく育てられ、がんばってもがんばっても、どんなに成功しても親から認められず、愛されていないと感じていたのです。その結果、拒食症になり、亡くなってしまったのです。最期の最期になって、やっと、お母さんに愛されていると感じることができたのかもしれません。