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昨日のつづき・・・
第2の「疲れさせる人」は国の内外を問わず嫌われ、いろいろな欲求不満を抱えているせいか、苦情や批判が多い人である。特に上司や組織に対する批判が多い。もっともらしいことを言うので支持もあるが、全体のイメージは暗く消極的である。
第3の「引退した人」は、現役ではあるが気持ちの上ではすでに引退しているような姿勢を持った人だ。職場での新しい企画などに対する積極的な関心や好奇心をすでに失っている。職業人として新しいアイディアを生み出したり、新しいことに挑戦していくという明るい姿勢は見出せない。
第4の「疲れを知らない人」は、体が頑丈で健康だということだけではない。人生に積極的に取り組む姿勢を持っている。関心が自分にだけではなく、外に向かっていて、困難なことにも挑戦的な姿勢で立ち向かっている人である。だから肉体的に疲れることはあっても、いやいや仕事をしたり、自分の現状に不満をもっていないので、「疲れを感じさせない」、また「疲れを知らない」人である。周囲の人にも明るさをもたらしてくれる。
上司は部下に対して「お疲れさま」と言うだけでは十分ではない。カウンセリング・マインドのある上司は、「あんな難しい仕事をよくやったね」などと言って仕事の中身をきちんと評価する。このような上司はプロとして尊敬されるだけでなく、人の気持ちのわかる「疲れを忘れさせる」上司として人望を集めるだろう。
田渕昭三著「もっと楽ーに生きるための12章」福音社より