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「うつ病」の症状には、「精神症状」と「身体症状」があります。今日は、「精神症状」について考えてみましょう。
【意欲面】
すべてに無気力になり、何をするにもおっくうになってしまいます。この「おっくう」が意欲面の中心的な特徴です。今まで普通にできていた仕事をする気がなくなる、家事をしようという気が起こらなくなる、しようとしても行動に移せなくなるなど、意欲が低下してしまいます。また、集中力が低下したり、根気がなくなったり、人と話したりすることが面倒になったりします。なまけているように見えますが、そうではありません。
【感情面】
なんとなく気が晴れない、理由もなく悲しくなり涙が出てくる、一人でいると寂しい、テレビや新聞・本などに興味がなくなる、自分の状態や将来を悲観するなど、不安感や憂鬱感、焦燥感が起こります。また、自分が無価値な人間だと考え、消えてしまいたいと考えるようになることもあります。このような抑うつ気分は、午前中に掛けて特に強くなり、夕方ごろから調子がよくなってくるのが一般的です。
【思考面】
思考力が低下し、考えがまとまらなくなります。判断力や記憶力も低下します。主婦であれば、今まであたりまえにできていた食事の献立を考えることができなくなり、買い物さえできなくなるのです。また、思考が抑制されるので、話し方が遅くなり、言語表現が乏しくなってくるのです。・・・・・・つづく