心の健康と子育てを考える              ベイサイドカウンセリング  Part2

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2006.11.13
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テーマ: ニュース(96643)
カテゴリ: カテゴリ未分類
 今日は、しつけの問題はお休みにします。

 ここ数日、いじめによる自殺の予告が相次ぎ、中学生の自殺が増えてきています。また、さらに命の大切さを教えるべき校長の自殺のニュースまで飛び込んで来ました。じつに悲しく、辛いニュースです。

 なぜ、こんなに増えてきたのでしょうか?

 いろいろな原因があると思いますが、マスコミの取り上げ方にも一因があるのではないでしょうか。社会心理学の言葉に「集団ヒステリー」というものがあります。社会心理学用語辞典(北大路書房)によると、「集合的な状況のもとで、人々が相互に刺激し合い、情緒的に共振して、ある種の反応を異常に高める社会現象」であるとされています。自殺に走る子供たちは、直接、物理的にひとつの場所に集合している集団ではありませんが、マスメディアを通してつながり合っているひとつの集団と見ることができ、広い意味では「集団ヒステリー」の状態にあるといえるのではないでしょうか。「その原因としては、事態に関する情報が乏しいこと、不安や恐怖から事態の認識が十分にできなくなること、多数の他者と共通運命にあるとの認識に基づいて自我が拡大し大胆になること、多数の他者に行動責任が分散される認識を持つことなどが考えられ」ます。

 マスコミが取り上げるのは、自殺者の側のことと学校や教育委員会の責任問題、批判ばかりです。いじめている側(加害者)の問題は、一切出てきません。いじめている側へのプライバシー配慮や未成年であること、直接犯罪を犯したわけではないという理由で取り上げられないのでしょう。いじめ被害者の自殺によって、加害者やその家族は、どう感じているのか、どのような対応をしたのか、その後、どのような生き方になるのか等、まだまだ、見えない部分がたくさんあります。また、学校の責任を問うばかりでなく、保護者の責任も問われなくてはならないでしょう。加害者側の問題も積極的に取り上げ、いじめをやめさせなければならないのではないでしょうか。今あるいじめがなくならない限り、いじめられている子供にとっては何も変わりません。

 このように、「事態に関する情報」をもっと多くの角度から取り上げ、すべての大人が前向きに対処することで、一人でも多くの子供たちの命が救われることを願っています。





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Last updated  2006.11.13 23:59:20
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