心の健康と子育てを考える              ベイサイドカウンセリング  Part2

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2006.11.29
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 昨日は盆栽でしたが、今日は生花を取り上げてみました。

 茶の湯の発展と共に生まれた華道は、盆栽と共に日本の代表的な文化のひとつです。

 池坊によると、生花をいけるとき、もっとも大切にされるのは花の出生だそうです。出生とは、花木それぞれが本来有している性情、花の個性のことです。明治時代の初め頃、江戸時代後期に成立した生花の花形を基本として、池坊では正風体が整えられました。生花正風体の基本の形式は、一本の草花が大地から気勢をもって立ち伸び、枝葉を繁らせて生育する、生命の営みを真、副、体の三つの役枝をもって象徴的に表すそうです。草花が出生のままに自然の中に生い立つ姿を表現することを根本として、そのあるがままの美を端的に形として表現するのです。その後、生花正風体は端正で優美、品格のあるいけばなとして広まり、今日に至っているそうです。

 以前、華道池坊の家元だったと思いますが、ラジオ番組で次のようなことを言っていました。
 「最近は、フラワーアレンジメントが流行ってきているが、生花とフラワーアレンジメントでは考え方が全く反対だ。フラワーアレンジメントは、色々な色の花をたくさん使って華やかに表現するものだが、生花は、より少ない花で、美を表現するものだ。」

 なるほどと思いました。すべての子供に華やかな才能や能力があるわけではありません。勉強ができる、スポーツができる等優れた能力を持っている子供はほんの一握りかもしれません。では、能力の無い子はダメなのでしょうか。いいえ、華やかではないかもしれませんが、子供はそれぞれ良い面を持っています。その子が持っている個性を思い切り美しく表現すること、また、あるがままの美を端的に表現することができればそれで幸せなのではないでしょうか。
 親としては、子供に対する要求が年を追うごとに高くなり、華やかさを求めるようになりがちです。生花の良さを子育てに生かしてみませんか。




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Last updated  2006.11.29 18:13:47
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