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2010.06.11
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石けん関連で知り合って仲良くしていただいている
りきまるさん(中部地方出身・大阪在住)の日記からネタをいただいて、
「からい」についてダラダラ書きました。
mixiで書いたものを再編集して載せときます。


塩味が濃いことを皆さん何て表現します?
私の周囲の皆様には関西人が圧倒的に多いので、
「からい」と言う人が多いのではないでしょうか?
でも、他の地方…東日本の人なんかには違和感があるでしょう。
それは「しょっぱい」だ!と。

塩もスパイシーもどちらも「からい(辛い)」では区別がつかないではないか!
…と思われる人も、そう突っ込まれた関西人も多いんじゃないでしょうかね?

***************************

現代日本語の考え方では「塩辛い」が標準語で、
「からい」は「塩からい」を省略した方言、
しょっぱいも「塩はゆい」という古語が訛った方言、という考え方です。
ただし「塩」とわざわざ断るのは時代が下ってからで、
和語としての「からい」(方言・古語)は
古くは「鹹い(からい)」という字を当てたりもして、
塩を付けなくても塩気が強いという意味が本来だそうです。

「しょっぱい」の原形「しおはゆい」ですが、

前出の「鹹い」の字を当てていたこともあったそうな(おお!)。


「辛」の字をつけたのは漢字文化が入ってきて以降で、
中国文化での扱いが気になるところですね。
殆どの香辛料は中国経由でしたでしょうし。
ピリカラ系の表現(概念)は文字表現以前の和語にはなかったのかもしれません。



ということでざっくり調べてみました。
(ネットの漢和辞典と中日辞典で)
塩からいは「咸」、スパイシーさは「辣」で表すようです。
逆に「辛」の字を調べると「ピリピリとからい」の意味も含みますが、
「つらい」「くるしい」の意味の方でも良く使うようですね。
やはり和語に「からい」に「辛」の字を当てたことで、
ピリカラ系も塩から系も同じ字になって微妙な狂いが生じたようですね。
更に、前述の古語表記「鹹い」の字は中日辞典によると「咸」の旧字の様子。
旧字で入ってきて、でも難しい字なので「辛」に統一されて廃れちゃった日本。
中国語の「咸」は簡体字表記なんでしょうね。


ちなみに、英語やとスパイシーな辛さは「Hot(熱い)」ですよね。


ちなみに、古い関西人は
「(塩)辛い」が度を越してえぐみや苦みまで感じたりする場合は
「いがらい」って言うんです。(※「い」は程度を強める接頭語)
うちの古い関西人もよく使ってます。

*******************************

うだうだこだわって長文になる辺りが趣味に走って申し訳ありません。


流れとしては

[1]文字伝来以前の和語では塩味のことを「からい」と言った。
・香辛料系の刺激を表現する和語はなかった、もしくは廃れていた。
[2](以下前後関係不明)
・漢字伝来で「辛」「鹹」に「からい」の訓をつけた。
・おそらく時を前後して大陸より香辛料伝来。
・香辛料のピリカラを表現する和語がなかった(廃れていたorポピュラーではなかった)ので
 中国大陸と同じくピリカラ・スパイシー=「辛い」を使い、広まっていった。
・漢文を読み下す知識層では「辛い」と「鹹い」の書きわけはあったと想像される。
[3]塩味の「からい」とスパイシーな「からい」が混在。(多分ここも混乱期)
[4]「辛い」との区別の必要性からか、「塩からい」「塩はゆい」の表現が生まれる。
 (「塩+はゆい」は複合語なので語の構造的に確実に時代が下るであろう。)
 ※「はゆい(映ゆい)」は「面映ゆい」「かはゆい(可愛いの語源)」「こそばゆい」などに残る古語。
[5]「しおはゆい」が訛って「しょっぱい」となる。
[6]標準語として「塩からい」、方言として「からい」「しょっぱい」が残る。
[7]「鹹い」の表記が廃れる。
 ([6]・[7]は前後するかも)



補足として(上の方とかぶりますが)

・「辛」は中国大陸においても(ピリピリとしたからさ)の意味を持つが、
 「苦しい・つらい」の意味も併せ持つ。
・現代中国語では「辛い」は「辣」の字を主に用いる。
 (象形文字などの古代の簡略な文字から意味を細分化するために進化していっての変化であろう)
・現代中国語の「塩からい」を表現するのは「咸」。「鹹」と同字(簡体字か)。


最後に疑問。
ピリカラ・スパイシーを英語では「hot」というのは前述しましたが、
他の言語では何て言うの?
そもそもあの刺激を味覚に分類するの?


以上、「からい」について熱弁してみました。
おつきあいありがとうございます。






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Last updated  2010.06.12 04:41:53
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