私の人生論 (思考が運命になる)

私の人生論 (思考が運命になる)

2014年05月02日
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カテゴリ: 千の朝
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 彼は災害統計を調べ、死亡.重傷と軽傷と無傷の比が一対二九対三〇〇になることを見出した。

 つまり事故があったとき、死傷者と無傷者の比が一対一〇になるという関係である。

 彼はこれを「災害強度比率」と呼んだが、世間では「ハインリヒの法則」とか「一対二九対三〇〇の法則」とか呼んでいる。

 もちろんこれは統計数字から引き出した現象論的な法則でしかないが、大部分無傷ですむ事故でも十一回目には死傷者を出す可能性があり、三三〇回に一回は死者ないし重傷者をも出す可能性があると解釈することができる。

 しかしたった三三〇分の一だといってすますわけにはいかない。

 人命は一人でも重いのであって、事故の原因になるものは、たとえ軽傷ないし無傷ですむことが多くても取り除くか、防護措置をしておかなければ、大事故につながるものであることを示す教訓としてとらえることができる。

ハインリッヒの法則 「先端技術のゆくえ」 坂本賢三 岩波新書





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最終更新日  2014年05月02日 06時20分51秒
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